徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

インスタントラーメン

2006-02-09 03:26:57 | Weblog
日本の有名な企業がドイツでもインスタントラーメンを売っている。今まではアジアンショップでしかインスタントラーメンを買ったことがなかったけれど、今回は普通のスーパーで売っているインスタントラーメンを買ってみた。

種類は10種類くらい出ている。その中で、今回は「JAPANISCHE ART」ともう一つ買ってみた。辛そうなのもあったけれど、とりあえず今回はシンプルなものに。値段は1袋49セント。日本の企業だし、日本の味、と思っていた。

買ったその日に食べてみたら、

決しておいしくないわけではないけれど、何かが違う

という感じだった。何が足りないのか(あるいは多いのか)、分からないけれど、日本の味とは違う。ドイツ人に受けるようにしているのかな。普通のスーパーで売っているし。

ちょっと残念だったけれど、「違う」と分かった上でまた買ってしまうと思う。だって、アジアンショップに行くのも大変だし、高いし。

と思っていたら、別の日本人の人も「ちょっと違う」といいつつ、10袋単位で買いだめしていた。やはり懐かしい日本の味なのでしょう。
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修論スタート

2006-02-08 08:22:49 | 勉強
いよいよ修論に取り掛かることになった。教授とは去年の11月に会ったきり、メールもしていなかったので覚えているのかどうか不安だったので、先週、メールをしておいた。

教授からは「すぐにでも始められるよ」との事だったので、研究室に行った。

教授は不在

まぁ、話を聞いていたポスドクの人がPCのセッティングをしてくれていた。が、

モニターがないからどこからか見つけてこないといけない

と。さらに、そのPCを置く場所は今まで誰も使っていなかった場所で、別の学生の荷物置き場となっていた。

自分は1時間前に話を聞いて、彼(荷物置き場にしていた学生)は5分前に研究室に来たばかりだから、あと1時間くらい必要だな

ということで、1時間後に再び行くことにした。

1時間後。

なんとかPCも整い、私が読むべき資料も用意してくれてあった

ありがたし。

が、PCはドイツ語仕様(日本語のフォントは入っていない+ワード、エクセルはドイツ語版)、モニターは液晶ではないので目がチカチカ、キーボードにいたっては「これは何年もの?」というくらい埃+手垢がすごかった。さらに、キーボードをたたくたびばね(?)がカチカチうるさい・・・

日本語がインストールされていないので日本語のページを読むことができないけれど、ある意味、集中できそうなのでよしとしようかな。

自分のPCを持ち込もうかと思ったけれど、日本人の人に「取られるかもしれないよ」と言われ、断念。その人は盗難に備え、3台持っているという。

朝9時くらいから夕方5時くらいまで研究室で過ごすことになりそう。大変そう。
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マルクトハレ

2006-02-06 21:21:40 | Weblog
以前友達が遊びに来たときに「どこに行きたい?」と聞いたら「マルクトハレに行きたい」と言われた。

マルクトハレ?なんですか、それ?

と素で聞いてしまった。ここに住んで早1年。でも、「マルクトハレ」なんて聞いたことがなかった。が、思い返してみれば夏に友達が来たときも「マルクトハレに行きたい」と言っていた。

どうやらとあるガイドブックに載っているらしい。私の持っているガイドブックには載っていないので知らなかった。

で、タンデムくんが「ジーンズを買いに街に行くからついでにマルクトハレに連れて行ってあげるよ」と言ってくれ、行ってきた。

マルクトハレは屋内市場で、1階は生鮮(野菜や魚、肉など)、2階はレストランや石鹸、キッチングッズを置いているお店が入っていた。それほど大きい市場ではないけれど、お店がきれいに並んでいて、2階から1階を眺めるとヨーロッパの香り漂う市場だった。また行ってみようと思う。

その後、タンデムくんの買い物にも付き合い、ジーンズを探した。日本でも「股下長さの違い」で商品を出しているところもあるけれど、どうやらこちらではすべての商品がウエストサイズと股下長さで展開されているらしく、すそ上げをする必要がないようだった。

何着か試着をし、私が、「それ、いいんじゃない?」と言ったら、彼は「これはダメ」と。そして、T-シャツをまくり、理由を見せてくれた。

ウエスト部分ににおなかの肉が乗っている・・・

いえ、見せなくてもいいんですけど。でも、おしりとか、ももの部分は完璧なのになぁ。1サイズ上のものをはいたら、やっぱりウエスト部分は収まったけれど、おしりやももはイマイチ。

結局、他にパーフェクトに似合う商品があったので、そちらを買った。ウエストもおしりも完璧。
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新年会その2

2006-02-05 20:04:57 | 料理
大学内の日本人4人で新年会をした。今回のメニューは、お好み焼き、から揚げ、サラダ、鶏1羽を丸ごと煮たもの。

鶏丸ごと1羽煮たものは、もともと本を見ながら作ったもので、レシピではしょうゆ、たまりじょうゆ、砂糖、お酒、八角、シナモン、ネギ、しょうがを入れることになっていたけれど、入手できたものはしょうゆ、白ワイン、砂糖、みりん、しょうが。

煮始めたら「じゃがいもいれてもいいんじゃない?にんじんは?ゆで卵入れようよ」ということでがんがん入れ始めた。

出来上がり。まずゆで卵から。いい感じで色がついていておいしそう、と思いながらぱくっと。

がーん。かなり味が濃い

どうして??と思いつつ鶏を食べてみる。

こちらはいい感じで味がしみておいしい。しかもやわらかい

考えてみれば、しょうゆは300mlほど入っている。そして、レシピにはじゃがいもやゆで卵の話は書いていない。やはり、あのレシピは鶏肉に味をしみこませるものでそのほかのもののためではなかったらしい・・・

お好み焼きは2種類作り、1つはベーコン+チーズ、もう1つにはえびを入れた。ちょっと大きめのえびで、あんなに大きいえびを食べたのはドイツに来てからはじめてかも。お好み焼きは本当においしかった。ただ、ドイツのキャベツはちょっと固いので、ゆでてからお好み焼きにする、というのが面倒。あと、薄切り肉は存在しないので、今回はベーコンで代用。

から揚げもとてもおいしくできた。あげる前に30分ほどしょうゆ+みりんのなかに漬け込んだので、味がしっかりしみていた。

鶏肉丸ごと買っても2ユーロもしなかった(安くなっているものを買ったので)。なのに、しょうゆは150mlで2ユーロ位する。何かが違っている・・・
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最後の試験

2006-02-04 07:50:18 | 勉強
最後の試験を受けた。あまり好きではないオーラル試験。どうなることかと思ったけれど、先生たちも助けてくれ、そこそこ答えられたと思う。

びっくりした質問は、

温度計が発明されたのはいつですか?

と聞かれたこと。そういえば授業で「1861年」と言っていたなぁ、と思い、答えた。その質問は、

では、それ以前の気温はどのように知ることができるのですか?

という本当の質問につなげるための前振りだった。本当に驚いた。

納得いかないのは、

温暖化対策にとってもっとも重要な年は何年ですか?

と聞かれて、私は「97年のCOP3です」と答えたら、先生たち「え??」と・・・あせった私は「COP3で京都議定書が話し合われ、具体的な数値目標が決められたから」と付け加えたけれど、どうやら先生たちは「92年のUNFCCC」を答えて欲しかったらしい。

でも、「重要な年」って、そんなあいまいな聞き方をしていいのでしょうか?私にとってはやっぱり97年が「もっとも重要な年」だと思う。そして、温室効果ガス削減がうまくいった暁には、京都議定書が発行した2005年を「もっとも重要な年」としてもいいと勝手に思っている。話し合うだけでは温室効果ガスは減らない・・・

結果は月曜日以降にコーディネータを通じて連絡する、と言われたけれど、待ちきれずに聞きに行ってしまった。快く教えてくれた。まぁ、そんなもんかな、という評価だった。

何はともあれ15個授業を取り、試験に合格したので、後は修論のみとなった。修論は早速来週、教授のところに行って話しをするつもり。ちゃんと修論を書けるかどうか早くも心配・・・
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溶けない雪

2006-02-01 21:02:12 | Weblog
去年の冬は毎日のように降っていた雪が今年の冬はそれほど降らない。去年は太陽を見る機会がほとんどなく、アフリカ出身の人が

頭がいたい、体調が悪い

と体の変調を訴えていた。私自身はそういう体の変調などは何も感じなかったけれど、「日本人で冬に鬱になって帰国した人がいる」と聞いたとき、「あぁ、日光が少ないからか」と思ったことがある。私はいつでもどこでも「まぁこんなもんか」と思って過ごしているので、特に体調が悪くなったこともなく過ごしている・・・(鈍感なのでしょう)

今年。降れば大雪だけれど、あまり降らない。かといって雨が降るわけではない。降るのは雪のみ。先週、数週間ぶりに降った雪がまだ残っている。日中は日差しもあるし、太陽が出ている時間も長くなったけれど、やはり最高気温が2℃くらいだから溶けないのでしょう。気分的には5~10℃くらいはありそうなんだけれど、実際にはそんなに気温は高くないらしい。日本にいたときのほうがよっぽど寒かった気がする。

去年は散々体の変調を訴えていたアフリカ人たちも今年は言わない。身体が慣れたのか、あるいは今年は太陽が出ているからか。

やっかいなのは微妙に溶けた雪が凍り、すべること。昼間は滑らずに歩ける場所があるけれど、夜になると道路も凍り、危険。今日も転ぶかと思った(昼間なのに)。
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