徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ブラッドオレンジ-2年目

2020-04-14 16:26:31 | 植物成長日記


ブラッドオレンジ発芽から約2年。ここまで成長した。ハダニが時々つくので、適宜薬は使っている。

確か、結局すべての種から芽が出たけれど、今残っているのは

3本

のみ。新芽が出ては一部枯れ(特に先端が枯れやすい)、を繰り返している。新芽は当然上に上に伸びるので、練習を兼ねて

針金で樹形を整え

始めた。写真の個体は根元に近いあたりから2本出ているので、左右に広げてみた。「こんなに曲げて大丈夫?」と心配したけれど、予想以上にしなやかだった。大事に育てたいけれど、

次の新芽が見当たらない

ので、少し心配。

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コロナ-外出制限はどのくらい守られているのか

2020-04-13 21:40:55 | Weblog
携帯電話のデータから、「外出制限前と比べてどのくらい移動が減少したのか」を解析した図がSpiegel onlineで見られた。

外出制限前と変わらなければ薄い色、減れば濃い青で示されている。

3月28日(土)では、外出制限前と比較して40%以上移動が減ったそうで、全体的に色が濃い印象となっている。

イースター休暇真っ最中の4月11日(土)は、

ずいぶん色が薄く

なっている。つまり、外出制限と比較して少し移動率が減った程度(20%程度)。

4月12日(日)の図は、

旧東ドイツと旧西ドイツの国境

が見られるくらい差があるのがもう面白い。こういうドイツ全土で何かを比較するとき、たいてい旧東ドイツと旧西ドイツで差がみられるけれども、外出制限でも見られるのか。

バイエルン州では、他の州よりも外出制限が厳しいせいか、

濃い青

になっている。バイエルン州と他の州の境もだいたい辿れる。

今回の解析は携帯電話のデータをもとにしているので、私みたいに買い物や散歩に出かけるときに携帯を持って行かない人が多ければ、移動率は下がるけれど、おおまかな傾向はつかめると思う。

ドイツではここ最近、感染の増加率が落ち着いてきていると思っていたけれど、これらの図を見て1,2週間後また増加しても不思議はないな、と思った。
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コロナ-外出する人たち

2020-04-11 16:34:56 | Weblog
外出制限中とはいえ、イースター休暇真っ最中のドイツ。天気も良い日が多い。

とある雑誌が1枚の写真を付けた記事を出した。ベルリンの

公園の芝生の上で集っている

人たちの写真。確かにグループとグループの間は

数メートル距離

があることが多く、一見密集はしていないけれど、よくよく見るととても同居している家族とは思えない同年代の男性4人のグループがあったりする。撮影日は2020年4月8日になっている。


北海にSylt島がある。その島に別荘を持っている人も多く、通常、その島に住んでいる住民は18,000人程度だけれど、イースター休暇には例年延べ330,000人程度になるらしい。

今、その島とは行き来は基本的にできないようになっている(流通関係や仕事関係を除く)。政府からはイースター休暇中も、親族訪問を含め、旅行は控えるように要請されている。

が、イースター休暇をSylt島でどうしても過ごしたい人もいるようで、ドイツでは住民登録の際に、主な居住地のほか、別宅を登録することができるので、その別宅を主な居住地に変更し、

島民

として別荘に移動したり、前もって荷物を送り、自分たちは自家用車に「○○修理屋」みたいなスティッカーを貼り、

仕事です

として島に行くらしい。なんなら、偽の契約書も作成も作成することもあるらしい。
でも、ビーチでは警察が取り締まりを強化しているらしい。

ドイツでは今、感染者の増加率が落ち着いてきている、との見方があるけれど、2週間後はどうなっているんだろう。

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キンカン-4週間目

2020-04-10 21:42:57 | 植物成長日記


去年は5月に種をもらったので、6月にキンカンの種を播いた。順調に発芽し、背丈数センチまで伸びたので11月に鉢に植え替えたら、そこから

うんともすんとも言わず

かといって枯れるわけでもなく、葉っぱは緑のまま年を越し、2月までに

全部枯れた

未だに敗因は分からないけれど、今年もお願いして種を分けてもらったので播いた。私の曾祖父母の家の庭にキンカンの木が2本あり、よく木からもいで食べていたので、盆栽チックなキンカンの木を育てたいと思っている。盆栽サイズなので、小さい実のキンカンがいいけれど、去年は「小さいキンカンの実には種がなかったから、大きい実のキンカンの種でいいかな」と、大きいキンカンの種をもらったけれど、今年は小さいキンカンの実に種があったそうで、小さいキンカンの実の種をもらった。

ドイツにもキンカンの苗は売られているけれど、

実が楕円形

のものが主流なので、何としても円形の実をつけるこのキンカンの木を育てたい。

去年も思ったけれど、

発芽率はほぼ100%

なのが不思議。そして、1つの種から芽が2,3出ることがあってかわいい。

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コロナ-対策の途中評価

2020-04-09 14:58:02 | Weblog
イベント開催の自粛の呼びかけや国境管理の強化から始まったコロナウィルス感染対策は、今4週間目くらいになった。感染者はもちろん増えているけれど、増加率は大小を繰り返しながらも減少傾向かな、と思っていた。

マックス・プランク研究所が対策の途中評価をしたらしい。
それによると、新たな対策を導入するごとに増加率が抑えられ、しばらくしてまた増加する、の繰り返しで、

他人との接触を少なくするのが一番効果がある

だろう、とのことだった。

そして、今のところ、学校の休校や飲食店の営業禁止、集会・イベントの禁止などの対策はイースター明けの4月19日までだけれど、20日に解除したら、大幅に感染者が増加するだろう、との結論だった。

当然の結論ではあるけれど、学校や商業施設再開を求める声がもちろんあるので、政府や州がどう調整するのか今から気になる。

今週と来週はイースター休暇で学校が休みなので、毎年親戚訪問したり旅行に行く人が多い。今年は国境管理が強化されているし、先日、親族訪問を含め、旅行は控えるように要請されたので、国内外関わらず旅行に行く人は多くないとは思うけれど、今後2週間の感染者の増加率も気になる。

ソクチくんと私は、毎年イースターはソクチくんの実家に2泊3日くらいで行くことになっているけれど、今年は行かないことになっている。
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コロナ-感染の状況を知る

2020-04-08 16:06:56 | Weblog
ドイツでは、感染症の研究所であるロベルト・コッホ研究所が新型コロナウィルスの感染の可能性の高い地域を決定したり、ドイツの感染状況の報告をしたりしている。

3月上旬くらいまでは、州別に感染者数と死亡者数を示した表のみだったけれど、3月半ばくらいにはグラフィック化され州別都市域別で見られるようになった。

外出規制が出て約10日後、感染者の増加が落ち着いたような気がしたので、ソクチくんに『そろそろ外出規制の効果が出ているんじゃない?』と聞いてみた。

『まだ何とも言えないよ。しかもね、感染者数について2つ問題があるって報告されている。1つは、感染者の報告は、各地域の保健所からロベルト・コッホ研究所にされるんだけど、

電子データ以外での報告はカウントされない(例えばファックスはNG)

んだ。もう1つは、

金曜の午後から週末は保健所が手薄になるから、研究所に報告される件数が減る

からね』

言われてみれば、まだ州別の表だけで報告されていたころ、何度か表のフォーマットが変更されたことがあった。一時、

感染者数、そのうち電子データで報告があった人数

というカラムがあった。感染者数と電子データで報告があった人数が一致している州もあれば、電子データでの報告がかなり少なかった州もある。当時は意味が分からなかったけれど、そういうことか。人手が足りないのなら、データ入力くらい私がボランティアでしたのに。

週末に関しても、確かに感染者が増加→減少を繰り返しているな、とは思っていたけれど、よくよく日付を確認してみると、減少しているのは本当に週末だった…

と、実態はよく分からないけれど、外出規制から約3週間たった今、私が住んでいる街では感染者の増加が抑えられている気がする。


さて、ロベルト・コッホ研究所では、感染者数を大まかな年代に分けて発表もしている。その年代は、

0~4歳、5~14歳、15~34歳、35~59歳、60~79歳、80歳以上

となっている。分けた基準はだいたい想像できる(乳幼児、子ども、生産年齢Ⅰ、生産年齢Ⅱ、高齢者、さらに高齢者)けれど、この分け方で『35~59歳の感染者が多いね』と話をしてもあまり意味がないのではないかと思う。この範囲に当てはまる人の人数がもともと多いはずだから。それとも別の読み方があるのだろうか。

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コロナ-外出規制

2020-04-07 15:40:17 | Weblog
私が住む州では、イースター明けの4月19日まで学校は閉鎖、飲食店は原則的に休業、公共の場では3人以上の集まりなどが禁止されている。

フィットネススタジオも閉鎖対象となっているけれど、ソクチくんが通っているパーソナルトレーニングのフィットネススタジオは、

3月末から希望者にオープン

することになった。通常は、トレーナー1人に対し、お客さんが最大で2人のトレーニングだけれど、この時期は1対1で提供するそう。ソクチくんと私は『いやいや、そうは言ってもトレーナーがウィルスに感染してそこから自分に移るかもしれないからだめでしょう』と、トレーニングには行かないことに決めた。

飲食店は、当初はテーブルとテーブルの間を1.5メートル開ければ開店できたけれど、すぐに取り消された。やっぱり

開いていると集まっちゃう

からだと思う。

ドイツ全土で子どもたちが遊ぶ公園も閉鎖になり、テープが貼られて中に入れないようになっている。私も当初は『え?子どもの公園も閉鎖になっちゃうの?子どもたち、行き場がなくなるね』と思っていたけれど、やっぱりこれも、

開いていると故意、偶然に関わらず集まっちゃう

からだと思う。

と言うことで、劇場や美術館と言った文化施設、図書館や動物園等の、「人が集まる場所」は生活必需品関係のお店を除いて閉鎖になっている。役所関係は閉められないので、完全予約制となっている。普段から予約を取るのが大変な部署もあるのに、完全予約制だともっと予約が取れないのではないかと思う。

さて、ここまで明確に「集まらないで」というメッセージが発信されているけれど、実際(と言っても、私が見聞きした狭い範囲のみだけれど)はどこまで集まっていないのか。

私のアパートの近くに、個人所有の庭がたくさんある場所がある。居住のための建物は建てられないことになっているエリアで、庭と簡易的な小屋(週末に泊まれる小屋もOK)のみが許可されている。その庭で

何回かパーティが開催

されていた。そのうち1回はグリルパーティだった(匂ってきた)。

若者が車2台で駐車場にやってきて、3人で話をしているのも見かけた。

ソクチくん(通勤するときは自転車通勤)の話では、

ジョギングや散歩をする人が増え

信号待ちの時は距離を開けていない、と言う。

メルケル首相が3月半ばにとても分かりやすいスピーチをしたのに、理解しない人・できない人はどこにでもいるんだな、と思った。

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コロナ-疑心暗鬼になる

2020-04-06 15:33:53 | Weblog
先日、ソクチくんが『社長から一斉メールが来て

社員が2人感染

したって。濃厚接触者は隔離中』と言った。個人のプライバシーもあり、一般の社員にはどの部署の誰、と言うのは知らされていない。もちろん、噂は出まわるのでそれを信じるとすれば、1人は

ソクチくんと同じ建物勤務

らしい。それって、出入り口のドアは共有しているし、トイレだって共有しているかもしれない。感染したご本人からの聞き取りで濃厚接触者を割り出したらしいけれど、ご本人が忘れている場合もあるよね。普通に出勤していたら、2週間前の接触者なんてはっきりと思い出せないかもしれない。

さらには、そのご本人たちがどのようにして検査に至ったのかも分からない。誰か別の方の濃厚接触者として経過観察中に検査になったのか、普通に生活していてある日発症して検査になったのか…

考えれば考えるほど心配は尽きない。

日本では、感染者が出ると建物を閉鎖して消毒、というニュースをよく見るけれど、ソクチくんの職場は

消毒しない

らしい。そして通常通りの勤務。大丈夫なの?としか思えない。


同じ日、たまたま私の実家の市にある学校が学校再開を延期、とニュースになっていたので読んだ。

教職員に濃厚接触者がいる

ので、校舎を消毒の上臨時休校、となっていた。学校だから、というのは大きいと思うけれど、まだ感染者と確定されたわけではなく、濃厚接触者の段階で消毒かぁ。ソクチくんの職場も消毒してほしい…

その学校は私の母校だった。大丈夫でありますように。

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コロナ-バスと電車

2020-04-05 15:53:43 | Weblog
3月中旬(外出制限よりも前)から「ちょっと変わったな」という点があった。

私が住むエリアでは、バスに乗るときは前方のドアから乗り、チケットを機械にかざしたり、チケットを持っていないときは運転手さんから購入するけれど、

前方のドアが使用禁止

になった。車内でも、運転席に近づけないようにチェーンがされていて車内でチケットが購入できなくなっていた。

Uバーン(地下鉄)のドアは自分でボタンを押して開けることになっているけれど、この時点では

まだ自分で押さないといけなかった

が、外出規制後は、運転手さんが開けてくれるらしい。

電車やバスの時刻表はどうなったのか、というと、外出制限になり、公共交通機関を利用する人が減ったため、最初の2日くらいは

日曜・祝祭日の時刻表

で運行したけれど、案の定

混雑して他人との距離を十分とれない

、ということで今は

特別な時刻表

で運行されている。私のエリアでは、平日、土曜日、日曜・祝祭日、学校が休暇の時(平日の時刻表と同じ路線もある)の時刻表が設定されていて、今は学校が休暇の時の時刻表がメインで、路線によっては日曜・祝日の時刻表が採用されているらしい。

Sバーンや長距離の電車については、情報がないので不明。

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コロナ-ホームオフィス

2020-04-04 15:47:02 | Weblog
ドイツでは、新型コロナウィルス感染拡大に関係なく、以前からホームオフィス(在宅勤務)は企業によっては普通に認められていた。ある人は、

毎週金曜日

とか、

子どもが熱を出した

から、とかでホームオフィスをするので、「それ、本当に働いているの?」と思うことも多い。

私の友人のご主人の勤務先では、2月末にどこかの支社で感染者が報告されたそうで、

3月初旬

には、全社員にホームオフィス推奨(出勤禁止)とオンライン以外の会議の禁止が指示されていた。

ソクチくんも、3月中旬の出張後、ホームオフィスの申請をした。業務的に完全にホームオフィスとはいかないようで、週2日ホームオフィス、週2日出勤、残りの1日は

有休

というスケジュールで申請し、許可が出た(ドイツで学校が休校の4月19日まで。つまり、あと2週間)。

同じ会社の秘書さんは、やはりホームオフィスの打診をしたらしいけれど、直属の上司の許可は出たものの、その上の上司が、『

秘書には出勤してもらわないと

』ということで、かなわなかったらしい。

いや、そもそも

その上の上司もホームオフィス

にしているんだから、秘書さんが出勤しようとしてなかろうと、大差はないのではないかと思う。さらには、その秘書さんは去年の秋口から働き始めているけれど、その前任者は

毎週金曜日がホームオフィス

だったんだから、少なくとも1日はokのはずだと思うし、こういう状況では、あともう1,2日ホームオフィスにしても構わないのではないかと、外部の私は思う。

ドイツでも上の判断でずいぶん変わるんだな、と思った。

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