喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



4連休はこれまでのうっぷんがたまってか、かなり多くの方が行楽に出かけているようですね。コロナも怖いですが、正直ずっと家にいて精神的に害して体調を崩しては自粛も本末転倒なので、しっかり対策をして外で楽しむこともやっていかないと、いつまでも自粛じゃ気持ちが持たんということで、今日は日帰りで紅葉を見に行ってこようと急遽企画しました。

この時期だと紅葉している場所も限られますが、どうせならまだ行ったことがないところがいいかなと思い、長野で9月下旬から紅葉が始まる白駒の池と、母のリクエストで清里高原を観光できるようプランニングしてみました。旅程を立てるの久しぶりでしたが、やっぱりテンションが上がります。


出発(8:20)


8:20の出発でコンビニやガソリンスタンドによっていたら少し遅くなってしまったが、8:40に高速イン!高速に乗ると一気にテンションが上がりますね。佐久小諸JCTから中部横断道へ入りますが、この道は初めて入ります。渋滞はしていなかったとは言え、上信越道は少し車が多いと感じました。



まずは清里高原へ向かう。ほどなくして渋滞発生!この時期の高原はまだまだ混むとは思っていたが、渋滞になるくらい人が来ているとは。。。一昨年清里高原に来た時吐竜の滝を見られなかったので今回見学しようと思っていたが、狭い一本道で駐車場が停められずUターンして引き返してしまった。仕方ないから次の目的地美し森展望台の方へ行きます。



美し森展望台(11:25-12:20)


車を降りると高原の空気が涼しく気持ちいい!駐車場から展望台までは15分程度階段を上っていきます。母は、ちょっとの階段でも「登れるかな~」なんて言ってますが、これが無理なようなら、旅行はそもそも行けないでしょう。頑張れ!



今日は基本は青空が広がってますが、まだまだ夏の空らしく高度の高い雲も広がっていて、八ヶ岳方面は黒い雲で覆われていました。階段の先は青空なので、まるで天へ続く道といった感じがします。



振り返るとこの壮大感。なだらかな高原が広がっていて思わず立ち止まって見入ってしまう。帰りはこの景色を見ながら降りられるのもいいです。



分岐点もあり、少し寄り道。ずっと進むと八ヶ岳の方へ続くのでしょか?今日はハイカーの方は見かけませんでしたが、この連休で登っている人はたくさんいるんでしょうね。



15分弱で頂上へ。後ろに見えるのが八ヶ岳。コロナで人にカメラを渡して写真を撮ってもらうわけにもいかないので、岩の上にセットしてタイマーかけて撮影です。



展望台付近には店も。高原ソフトクリームが250円で売っていて、安いと思いつつもジャージー牛乳で練ったとあるから、すごく濃厚なのかと思ったが、そうでもなかった。練乳シャーベットという感じかな。まぁ、こういうところで食べるとなんでもおいしいです。



展望台付近の散策ルートを少し歩いてから、展望台を後にする。目の前に広がる高原をみながら降りられるなんて贅沢な!最近こういう観光地を歩いていなかったこともあり、感動はひときわでした。



高原のチーズケーキをお土産に。コロナ禍でお土産も打撃を受けているだろうし、やっぱり来たからには買わないと、と母。その通りと思うし、こんな素晴らしい観光地を後世に残していけるよう、安心して観光ができる時代が来ることを祈るばかりです。そして、八ヶ岳、いつか登ってみたいですね。



お昼は、ご当地グルメでも食べたいところですが、安全性を少しでも高めるため、テイクアウトすることに決めていました。道の駅とか直売所によっていろいろ見てきたいところですが、人もたくさんいるし止めておこうと。お昼は結局NaNa'sという地場のスーパーで買うことに。長野で海鮮丼か??というのはあるが、普通においしかったです。



いよいよ本日のメイン白駒の池へ。紅葉に期待していたが、さすがに9月下旬といっても下旬入りたてだと紅葉っていう感じはしないか。。。そして、再び渋滞が姿を現す。それもそのはず、朝7時台からあの渋滞じゃね。仕方ない。駐車場に入るまで結局30分待ちくらいか、結構待たされたな。


白駒の池(14:10-16:45)


気温は15℃くらい。長袖を持ってきて正解だったな。トイレは有料です。あまりゆっくりしていると日が暮れてしまうのでさっそく出発。



この付近は、が有名。何がすごいって、地面を覆うほど繁殖しており、まるでもののけ姫の世界感とよく言われているようです。入り口付近は人がたくさんいるのでにぎやかですが、これで静寂がついてくると米良美一の声が聞こえてきそうです。



白駒の池への分岐に到着。白駒の池を一周するだけなら35分ですが、ここまで来たらそれだけじゃもったいない。高見石展望台方面をぐるっと回って白駒の池へアプローチする道がおすすめです。ただ、高見石展望台への道は、割と険しいところは岩もあるので、ちゃんと歩ける恰好をしていく必要があります。母はさすがに途中で断念して、白駒の池で待っていてもらうことにしました(この判断は正しかったです)。



なんだこれは?どうやら木が倒れて、根っこ側がこちらを向いているようだ。朽ちた木に生える新たな生命、風情がありますね。そしてこの時期の風物詩、きのこもたくさん生えていました。



カモシカの森で、代表する苔はセイタカスギゴケだそうです。確かに苔が高い。そして、木の根が隆起しているので、その上を苔が覆うことで、地面に空洞が無数にできていました。この穴にデジカメとかカギを落としたら悲劇だなぁと。



高見石展望台への分岐へ到着。渋の湯への分岐など、いろいろなところへ行ける道があるんですね。これは何度も行く甲斐がありそうです。



高見石展望台へ到着。ここはキャンプ場になっているようで、たくさんのテントが設置されていました。4連休の3日目。今日もここで泊まる人がたくさんいることでしょう。



ここで事前には調べていなかったが、高見岩展望台が、岩場になっており登れることを発見。これ面白そうじゃん。ということで、父と自分はすぐに登ってみることに。どうやらここから白駒の池が展望できるようです。



岩場の上はなかなかの密状態。岩が積み重なっているので、足を滑らせても高さはないが、出血は免れないだろう。慎重に進みます。そして、ここでも絶対デジカメは落としちゃいけないと思いました。現に下に落ちて取れなくてあきらめたであろうモノが、結構見受けられました。。。



展望台のてっぺん。白駒の池が遠くに見える。あそこまで歩くのか~、結構遠いところまで来ていたんだなぁ。



てっぺんから振り返った絵もなかなかいいです。それにしても、なぜここだけこれほどの岩が堆積しているのだろうか!?



展望台から白駒の池までの道のりは下りが主ですが、岩場が多く足にきますね。



白駒の池で母と合流母は、すでに白駒の池を1周していたようで、それでもなお結構待たせてしまったようです。それではすまないがもう1周付き合ってもらおう。まずは白駒荘の前から、白駒の池を眺めます。



湖面のパノラマ写真。空が映っていい景色です。ボートは30分2000円のようです。



そして湖の周りの遊歩道を歩く。歩道はところどころ朽ちていてちょっと危なそうなところもありますが、景色に目を取られず、足元をちゃんと見て歩けば問題ないでしょう。



湖周辺も、本当に苔がきれいというか、声があがってしまうような見事な景色が続きました。ここが核心ポイントでしょうか。白駒の池、ここまで素敵な観光スポットなのにこれまで知らなかったというのは、自分もまだまだ日本を知らないなぁと思わされましたね。



核心ポイントの近くにもキャンプ場が。こういうところに泊まるのもいいですね。夜は星もきれいだろうし。ということで、大満足の散策でした。



思ったよりも時間が押したので、今日のところはそろそろ帰路へ。高速に乗っているときに道路情報を見て驚愕の事態が起こっていることに気づく。渋滞45km 110分。なにぃ、軽井沢から吉井ICまでずっと渋滞しているとは…



さすがに2時間の渋滞は避けたいと思い、佐久南ICで高速を降りて、下道を進むことにした。しかし、これが大間違いだった。。。



軽井沢で大渋滞にはまる。軽井沢のバイパスなんて信号1つもないはずなのに、全く進まない。何台かあきらめて引き返す車もいたが、旧道に引き返しても渋滞している可能性あるしなぁ…ということで結局動けず、軽井沢のバイパスを通過するのに2時間かかったのでした。父は、これは90年代の渋滞レベルだと。この4連休はそれだけ多くの人が外出していたということでしょう。(中央道はもっとひどく72km渋滞だったとか?)

この渋滞を回避する方法はなかったのか後で考えてみたが、やはり旧道を使った方がよかったのではないかと思った。合流点において、旧道からはそれほど車が来なかったからだ。そもそも、小海方面から帰るのであれば、南牧を通って、妙義に抜ける道があったのでそちらを使えばここまでは時間がかからなかったのではと思う。渋滞は初動が大事、早い時点で抜け道を見つけるようにしないと後戻りできなくなってからではどうにもできないなぁと改めて思ったのだった。

自宅到着は23時。予定を3時間オーバーし、ご飯も食べていなかったので、日が変わる直前で蕎麦をすするという何とも不健康な〆だったが、久しぶりに外出できてようやくいつもの日常らしい生活ができた気がした。

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