自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

どなべ3

2006-01-11 | Weblog
 高級土鍋ばかり使っているハズはないのであって、普段使いにはこれ、である。
もう10年も前の5月の連休に伊賀丸柱の長谷園の窯出し祭りに行って買ってきた。鍋の底には「春夏秋冬」、蓋の表には「山海珍味」の文字が書いてある。洒脱な感じで気に入っている。外径26cmで小柄ながら深さもあり大人3人で使える。
 蓋も「土楽」のように高くなく、裏返して鍋に収まり、以外に軽く、使い勝手がよい。値段も3300円ぐらいだった。年1回の窯出しだから、普段より安いのであろうが。
 長谷園は丸柱でも最大手で、デザインも工夫し、新規開発精神も旺盛、今や東京にショールームを持つなど、マスコミの露出度も高い。igamonoと称するホームページをみると値段もそこそこ高い。人気のなせるワザである。
 伊賀焼きの粘土は木節または蛙目粘土と言い、古琵琶湖の底の土で、植物の化石などが多く含まれ、焼成により気泡となり、保温、保湿、耐熱性が強い。土鍋には最高の粘土なのである。オススメです。
 夕刻ローラー30分。今夜もこの鍋を使う。しかし、鍋料理は山の神の手抜きの意図も感じる・・・・。
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