自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

「自転車チャンピオン」

2006-01-12 | Weblog
 連休に図書館で借りてきたルイゾン・ボベの書いた「自転車チャンピオン」を読了した。昨年7月未知谷社刊。ボベは1953~55ツールドフランス3連覇を成し遂げている。
 この50年前の選手の書いた本が、今、邦訳され出版された理由は後書きにあるが、ルブラン「総合ディレクター、ツールを語る」の中でルブランが「この本が実にためになった」と言っており、訳者が気に懸かっていた事による。
 大変面白い本で、一気に読んでしまった。レース運びを書いた記述など、映像のように想像して、ハラハラドキドキものだった。
 なにしろチャンピオンの書いた本である。しかも謙虚で含蓄深く、「世界で一番素晴らしい職業」と自転車競技を愛するサイクリスト、共感を覚える記述に満ちている。機材は進歩したかも知れないが、レースの持つ意味はなんら変化していないことをしみじみと感じるでありましょう・・・。

コメント

どなべ3

2006-01-11 | Weblog
 高級土鍋ばかり使っているハズはないのであって、普段使いにはこれ、である。
もう10年も前の5月の連休に伊賀丸柱の長谷園の窯出し祭りに行って買ってきた。鍋の底には「春夏秋冬」、蓋の表には「山海珍味」の文字が書いてある。洒脱な感じで気に入っている。外径26cmで小柄ながら深さもあり大人3人で使える。
 蓋も「土楽」のように高くなく、裏返して鍋に収まり、以外に軽く、使い勝手がよい。値段も3300円ぐらいだった。年1回の窯出しだから、普段より安いのであろうが。
 長谷園は丸柱でも最大手で、デザインも工夫し、新規開発精神も旺盛、今や東京にショールームを持つなど、マスコミの露出度も高い。igamonoと称するホームページをみると値段もそこそこ高い。人気のなせるワザである。
 伊賀焼きの粘土は木節または蛙目粘土と言い、古琵琶湖の底の土で、植物の化石などが多く含まれ、焼成により気泡となり、保温、保湿、耐熱性が強い。土鍋には最高の粘土なのである。オススメです。
 夕刻ローラー30分。今夜もこの鍋を使う。しかし、鍋料理は山の神の手抜きの意図も感じる・・・・。
コメント

どなべ2

2006-01-09 | Weblog
昨日書いた、白洲正子について今朝NHKハイビジョンで「白洲正子が愛した日本」をやっていた。途中から見たが10時までの2時間番組。中高年しか見ないようなもんだが、該当者としてはお仕舞いまで熱心に見てしまった。
 旧白洲邸(記念館)での収録で、滋賀県の木地師の里辺りから見たが、永源寺の奧のMS練習コースで走るところだけに(惟喬親王のゆかりの地)親しみをもてた。4人のゲストは白洲正子が好きだったという、かも鍋を囲んでいたが、その大きな土鍋は「土楽」の「文福鍋」である。土楽の福森雅武氏は20歳台は茶陶で名をなした。茶陶を捨て、30歳には土鍋をやり出したのであるが、白洲正子もお気に入りの文福鍋で有名になった。この鍋の意匠を見ると私は「仁清」の「鱗波の絵茶碗」を思い出したりする。
 写真は山の神が黒鍋と一緒に買ってきた「文福鍋」の1人用の大きさのものである。これでも6千円ぐらいした。8等身の本歌を3等身にしたような感じで、プロポーションのバランスが崩れているが、ご愛敬である。
 今日はTVを見てから、グリーンで大三へ、亀が広から石橋経由で帰宅。脚を気にしてAv25kmを目標に走った。走行80km。

 
コメント

どなべ

2006-01-08 | Weblog
「どんなべ」、ならぬ「どなべ」である。ハンドルネームの由来でもあるが、陶磁器が好きであるが、土鍋も当然好きである。我が家には大小5つの土鍋がころがっている。(伊賀焼き4、万古焼き1)
 昨夜は「牡蠣の土手鍋」風の鍋をした。「風」とは牡蠣だけでなく、鮭や鳥も入れたから。使った鍋は一年ぶりに出してきた「土楽」の黒鍋である。何年か前に、伊賀市阿山、丸柱の福森雅武氏の窯を訪ねて山の神が購入してきた。私が頼んだのではあるが、こんなのは自転車では持って来られない。背中に縛り付けても、文福茶釜みたいでハンドルが安定しないだろう。
 取っ手を入れると37cmある。外径33cmで大きいが、使う部分の内径は小さく、深さも浅く2人用である。尺の黒鍋で、4人家族なら尺2寸を買うべきだろう。でも、今は2人生活、ちょうどよい大きさとなった。
 今は窯元では買うことは出来ないようだ。人気が出過ぎたためか、値段の差が無いように、扱うお店で買うしかない。亡くなった白洲正子さんも福森氏の作品は愛用していたので、ブランド化してしまった。当時この鍋は、蓋付きで9000円ぐらいしたが、今は16000円ぐらいでネットでも扱っている。
 京都の「大市」というスッポン料理の老舗でも永年使われており、2千度近い高温にも耐えるとあるが、家庭用というより、業務用と考えた方がよい。
 山の神はしまう所が無いとこぼしている・・・
(今日は脚をかばって午前中仕事、午後はTV読書とチャリはお休み) 

 
コメント

初詣

2006-01-07 | Weblog
 初詣は恒例の椿大社。ヤフーの天気予報もハズレて、朝ちょっと雪が降って、あとは快晴。朝起きるとき頭が痛く、風邪気味かと思ったが、葛根湯と粕汁を飲んで気分が良くなってきた。で、10時頃には温かくなったし、椿へ。
 ところが、こぎ出したら、右太腿に痛みが走る。だましだましのポタリングを続けながら様子見。向かい風であるし、Av20kmのポタリングモードで椿へ。
 走るほどに、鈴鹿の山が雪雲に覆われ、神社境内には雪が舞う天気。今年一年の家族の安全と幸いを祈る。
 春泉堂で草餅を買って帰宅。追い風で快調に飛ばすことが出来た。しかし、右太腿の痛みは消えない。しばらく無理はできません。走行44km。

コメント

明日は雪

2006-01-06 | Weblog
明日は土曜の休みだけど、午前は雪模様。北の方にはいけないし、南の津方面は風速10mの風という。行きは良い良い、帰りは・・・の天気で、まったりしようかな。日曜は、K見さんの発案で、お伊勢さん初参りだという。うぅ、ちょっと・・
・遠すぎ。帰りは輪行の手もあるが、冬のタイツ格好で電車に乗りたくないし、止めよかな、やっぱり。
 もう連日の寒さで縮みあがっています。考えてみれば、ウィンドブレークタイツなど、矛盾の買い物でした。寒い・・・温かい着るものが欲しい・・・外へ出たくない・・・着る必要がない。
 これでは脂肪分が増えるのみ。
コメント (3)

サンマの丸干し

2006-01-05 | Weblog
紀州の「名産」である。サンマの丸干しを作る風景は紀州地域の冬の風物詩で、紀州にも冬が来たことを感じさせるものである。
11月頃から本格的なサンマ漁が始まり、日ごとに油の抜けたサンマが上がる。サンマ寿司にも作るが、消費は丸干しだろう。そこらの魚屋やみやげ物屋の軒先にぶら下がっているものは、一匹5,60円程度だ。「どっちの料理ショー」にもでた、地元「浜峰」の干物ではこれが150円程度の高級干物になる。たしかにぴかぴかの高級品で水分の残りぐあいも計算された旨いものであるが、干ぴんたんのサンマも酒の肴には良く、まぁ好きずきである。
 こんなものは仕事で当地方に来るまで食べたことがなかった。近頃はこちらのスーパーでも並ぶこともあるが、30年近く前に30cmの長さの丸干しを見たときはびっくりしたものである。せいぜい小鯵の丸干しや目刺しぐらいしか知らなかったから。
 今夜の夕食はこれであった。(サンマ丸干しに太刀魚の干物付き)
コメント

脚が短い

2006-01-04 | Weblog
 誰もくれないので、自分へのクリスマスプレゼントとして、Uパーツの通販でパールイズミのウィンドブレイクのタイツを買った。
 どうも歳をとると脚が寒くなるようで、暖かいのが欲しいと思っていたからだ。これで、冬用は2本となったので2日続けて走るときは便利だ。冬は洗濯物が乾きにくいし、それで、これまでは、2日続くときは、一日は秋用の長タイツの下にスキーのタイツを重ねて履いていたからだ。全くパンツをはかずにスキーのタイツをはくのも妙な感じだったからね。
 しかし、Lサイズを買ったのはちょっとまずかった。通常のタイツより長く大きいのである。メーカーでは身長170cm以上とあり、ぎりぎり間に合うのだが、実際は173cm程度以上の人用という感じ。店で試着せず、年末のバタバタの中通販で買うからこんな事になるのだが。ウィンドブレークの生地が伸びにくいので、大きめに作ってあるのだろうが、デカすぎ。若い人の脚のサイズにあわせたのだろうか。
 別の見方をすれば、自分が短足なのかも。大晦日に尾鷲まで使用したが、まぁレースモードで走ることのない厳冬専用に使うこととしよう。
コメント (2)

明日から仕事

2006-01-03 | Weblog
 と思うと既に若干緊張している。しばらく振りで明日の仕事のスケジュールを色々とさんだん。
 仕事第一ということでもないが、自転車は乗らず、ローラーもやらずの一日。最後の休みは気ままに過ごす。
 娘も帰って行くし、正月も終わった。仕事も今月から来月は忙しくなる。
コメント

2006年頌春

2006-01-02 | Weblog
 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 大晦日、尾鷲までは脚にきました。くるくる回しで行きましたが、12月は乗ってないのでダメでした。132km5時間ちょいぐらいで、夏よりは10分遅かった。グロスは大台でおいしいうどん(つる太郎)をゆっくり食べていたので6時間10分かかりました。
 元日は、朝から酒をいただき、お節で満腹ながら、尾鷲市内からお気に入りコースの旧311(現在県道)を登る。登るうちにやっと醒めてきた。相変わらずここからの景色は雄大だ。一旦海まで降りて、九鬼の町を見物して、三木里海岸へ。三木里の浜でストレッチなどして、尾鷲へUターン。程なく前を走るMTBを発見。追走し、話しかける。三木里の実家へ帰って、これから尾鷲まで往復するという。カミハギのチームに入っているという名古屋の30台の人。九鬼からの登りで先に行ってもらう。脚力の差あり(こちらはもうくたびれていた)。走行52km。
コメント