レンコンの部屋

日常の感じた事など

喪中ということ

2010-04-12 16:18:57 | 日記
孫が生後21日間で亡くなって

いろいろと考えさせられています。

そして、この悲しみを父親である息子

母親である息子の嫁

祖父母である私達夫婦

おじさんおばさんにあたる私の子供達が

それぞれの立場で

受け止めようとしています。

心の奥にしまいこんだり

前向きに考える人もいるでしょう。

私のように、いつまでも受け止められずに

納得いかないとブツブツ言っている人もいるでしょう


それでも時がその悲しみを少しずつだけど軽くしてくれて

笑ったり、おいしくご飯を食べたりできるようになって来ています。


でも、喪中って、1年間悲しみの淵にいなければいけないのでしょうか?

明るく前向きに生きてはいけないのでしょうか?

喪に服すって、悲しい顔して暗く生活することなのでしょうか?


確かに、父が亡くなった時も、信じられないくらい泣きました。

数年経っても、思い出して父が恋しくなる事もあります。

でも、そんな時は語り供養といって、

父の事をいっぱい思い出して、懐かしんで

それでいいんだと思うのです。


マナー本には、いろいろ常識が書かれてあるみたいだけど

私は、亡くなった人によってその後の人生がマイナスになる事は

誰も望んでないと思うのです。

その死を乗り越えて、人として成長し、

人の優しさがわかるような、悲しみがわかるような

そんな人になっていけば、それでいいと思うのです。


経験を肥しにして、厚みのある人間になれれば

その人の死も決して無駄ではないと思うのです。