レンコンの部屋

日常の感じた事など

久しぶりの里帰り

2013-02-12 10:54:24 | 日記
去年の夏以来の里帰り。

母の生活は以前と変わらず、車いすでの移動。食事は胃瘻からの経管栄養。

トイレは、時間で誘導したりでほとんど失禁せず。

でも、唾液が呑み込めなくなり、時々吸引が以前と違うところ

妹が介護しているので、吸引も大丈夫。(ちなみに妹も看護師)

毎日デイサービスに行って、週末は自宅。

1カ月に2回、隔週で、1週間ショートサービス。

それでも、妹にとっては、母の介護はかなり精神的に負担になっているのが

今回帰って、ますます感じました。


ホームへの入所もなかなか順番待ちで入れず。

結局、妹家族が母の命を守ってくれています。

私は、妹の苦しい胸の内を聞くだけ。

特に、つらいのが、自分が一人ぼっちと感じてるようで

家族がいて、協力はしてくれても

それぞれ皆忙しくて、やりたいこともあるから、手伝ってはパーッといなくなる。

妹は、心身ともに疲れていて、やる気スイッチが入らず、

手が空いても、なんだかぼーっとしてしまう、と話していました。

心理カウンセラーの心屋さんじゃないけれど

「私頑張ってるよ、ものすごく頑張ってるよ。たまには、手を抜いていいんだよ、つらくて苦しいって言っていいんだよ」

って、行ってみたらって話しました。本当によくやってくれています。


久しぶりの3泊4日。

母の髪をカットして、2人でシャワー浴させて

父の墓参りをして、妹と買い物したりして

たくさん話をしました。

帰りの日は、母はデイサービスへ

いつもの涙のお別れでしたが、車の中で乗っていた同じ利用者さんが

泣いている母に「大丈夫だよ」と声をかけてくれて

私たちにも、大丈夫だからって言ってくれて、嬉しかった。


妹は東京駅まで送ってくれて、二人で新しくなった東京駅を見て

写真を撮ってきました。

少しでも明るく前向きになってくれて、よかったなーと思い、帰ってきました。


横須賀は梅が咲いて春でしたが、岩手はまだまだ極寒の冬。

さて、今日からまた私も頑張ろう。