レンコンの部屋

日常の感じた事など

盂蘭盆会

2018-08-16 14:16:33 | 日記

今日は8月16日、送り盆ですね

初盆の家の玄関先には真新しい盆提灯が飾ってあります

我が家は、孫の時はしなかったけど、それぞれのご家庭で、大切な家族のことを思い出しながらこの時期を過ごしているんでしょうね

 

私も、友人が亡くなって、でも、まだ1か月しかたっていないから、初盆にはならないし、49日を過ぎないとあの世にいけないから、

仏壇やお墓にお参りって感じでもないよなと思いつつ、我が家の仏壇に手を合わせながら、彼女のことを思っています

 

最近富に考えるんですよね

死ぬってどういうことかなって

生きていると、それだけで、いろんな苦しい気持ちになることが多いですよ

体の不調だったり、心の痛みだったり

人間関係で悩んだり、経済的な不安だったり、・・・

とにかく、楽しいことももちろんたくさんあるけど、基本的には楽しいことより、苦しいことの方が多いと言われています

それでも、楽しいことが一つでもあると、今までの苦しいことがすっとなくなって、気持ちが楽になる

だからまた、明日へ向かって生きていける

 

死はそういうことからの、解放なんだと思うのです

亡くなった後の患者さんの顔は、みなさんとても穏やかな表情をされています

もちろん筋肉の緊張もなくなるので、パット見た感じ穏やかに見えるといえばそれまでですが

それだけではなく、本当にいろいろなことから解放されて、やっと楽になれたのではないかと、今まで本当にお疲れさまでしたと思う瞬間です

 

でも想い残しがあったまま亡くなれば、そうはいかないんでしょうかね

人は、死について、それなりの解釈、理由、意味をつけたがる

きっと、自分なりに納得したいんだと思うのです

特に私はそうです

まだまだ修行の途中で、自分なりの答えが見つかりませんが

自分があの世に行くまでには、何か答えが見つかるのでしょうか

 

死亡率100%の生き物ですからね、ジタバタしても必ず最後は来る

だとしたら、できれば、苦しくなく、静かに、心穏やかに逝きたいって思います

きっと誰もがそう思っていますよね

お盆のこの時期だから、今日はこんなこと考えてしまいました