「軍鶏 Shamo」
2006年 日本/香港 105分
■監督:
鄭保瑞(ソイ・チェン)
■出演:
余文樂(ショーン・ユー)
魔裟斗
梁小龍(ブルース・リャン)
呉鎮宇(フランシス・ン)
●あらすじ
16歳の亮は、両親惨殺の罪で少年院に入る。
院長をはじめ周りの少年たちにも親殺しとして目をつけられた彼は暴行され、地獄のような日々を送っていた。
やがて唯一残された妹までもが彼の元を去り、絶望した彼は自殺を図るが、空手教師の黒川に救われ空手の猛特訓を始める。
★感想など
これ漫画原作なんだよね?
勿論読んだ事などないが。
基本は邦画なんだろうが、ほぼ香港映画な所が最高だ。
ブルース・リャンが出ているのみならず、アクション・シーンまで披露してれたのは感激の極みだ。
主演のショーン・ユーも、他の映画とは雰囲気が違っていて良かったよ。
どちらかと言うとアクが無い感じだったので、こういう役もいいかもね。
黒川役のフランシス・ンは、最初元ボクサーの竹原慎二かと思った。
70年代の映画風に、香港の俳優たちは皆吹き替えだったのが面白い所だ。
だが一番吹き替えが必要なのは魔裟斗だったよ!
反町隆史もそうだったけど、日本人が日本語喋って、吹き替え必要っておかしいだろ?
ストーリーは序盤の少年院辺りは最高の展開だった。
だが中盤がちと辛かったね。
特に恋人との絡みあたりがつまらんかった。
また、主人公が魔裟斗と戦う理由も、まったく共感出来なかったが
「散打王」程はむかつかなかったかな!