レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

L.A.コンフィデンシャル

2009年08月24日 23時15分41秒 | ミステリー/犯罪

「L.A.コンフィデンシャル」
原題:L.A. CONFIDENTIAL
1997年 米 138分
■監督:
 カーティス・ハンソン
■出演:
 ラッセル・クロウ
 ガイ・ピアース
 ケヴィン・スペイシー
 ジェームズ・クロムウェル
 キム・ベイシンガー
 ダニー・デヴィート

●あらすじ
縄張り争いが激化する'50年代のロス。
街のコーヒーショップで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生した。
殺された刑事の相棒だったバドが捜査を開始。
殺された女と一緒にいたブロンド美人リンに接近する。
彼女はスターに似た女を集めた高級娼婦組織の一員。
同じ頃、その組織をベテラン刑事のジャックが追っていた。
野心家の若手刑事エドも事件を追い、容疑者を射殺。
事件は解決したかに見えたが、彼ら3人は底なしの陰謀に巻き込まれていく。

★感想など
なんだか10周年とかで盛り上がっており、傑作との評判だったので観たかった作品。
内容は噂に違わぬ面白さであった。
それぞれの役者がいい味を出しており、演技派による演技合戦は見もの。
こういった作品って、観ていて嬉しくなるね。
ストーリーの方も、無骨な肉体派にしてトラウマを抱えるバドと、知性に偏ったエドの二人を対比させ
二人の激突・やがて和解・そして友情で結ばれるというのも、お決まりのパターンだが
観ている最中、そう感じさせない辺りが凄かった。
二人の上司役であるジェームズ・クロムウェルの演技も凄みと貫禄があって非常に良かったし
娼婦役ながら、安っぽくなく悲哀まで感じさせたキム・ベイシンガーも
いつものコメディ演技調ながらも、しまった演技もしていたダニー・デヴィートも好感度高し。
だがストーリー展開等が、役者の良すぎる演技に負けてしまっている感じもあったかな?
脚本も良かったんだけどねえ。
それ以上に役者陣が良かったという事かな。
とにかく一見の価値はある傑作! オススメ
コメント
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