レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

キル・ビル Vol.2

2009年11月09日 22時55分56秒 | アクション

「キル・ビル Vol.2」
原題:KILL BILL: VOL. 2
2004年 米 136分
■監督:
 クエンティン・タランティーノ
■出演:
 ユマ・サーマン
 デヴィッド・キャラダイン
 ダリル・ハンナ
 マイケル・マドセン
 劉家輝(リュウ・チアフィ)
 サミュエル・L・ジャクソン

●あらすじ
かつて結婚式のリハーサル中にビルの襲撃を受け、愛する夫とお腹の子どもを殺された“ザ・ブライド”。
昏睡から奇跡的に目覚めた彼女はビルへの復讐を誓い、襲撃に関わったかつての仲間たちを次々と仕留めていった。
残るはバドとエル・ドライバー、そしてビル――。
さっそく彼女は次なる標的のバドを倒すため、テキサスの荒野へ向かう。
一方バドは、もはや殺し屋としての面影もなく、アル中に落ちぶれていた。
彼にも与えられた服部半蔵の刀は質屋に出したと言い放ち、兄ビルの忠告も空しく聞こえるばかりだったが…。

★感想など
闇鍋映画の最高峰と評された前作から一転、落ち着いた作品になってしまったVol.2。
正直言えば、面白くはない。
と言うか、Vol.1の続きとして観るからそう思う。
これが前・後編になってなく、3時間オーバーの一本の作品だとしたら
途中までは最高に面白いが、中盤のだれっぷりが酷過ぎるとでも書いたんだろうなとか思う。
まあ一本にするとしたら、こうは作っていないだろうけど。
タランティーノってやりたい事をやりつつ、ちゃんとバランスを取ってるからねえ。
まあとにかく、これでやっとキル・ビルが観終わったと言う事だ。
パイ・メイのシーンも期待した程ではなかったし。
感想としては、なんだか1がもう一回観たくなったよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイスコング

2009年11月09日 02時13分34秒 | 怪獣/モンスター

「アイスコング」
原題:THE ABOMINABLE
2006年 米 95分
■監督:
 パトリック・ドナヒュー
■出演:
 ヘザー・デヴァン
 ニック・オレフィス
 ジェーソン・デヴァン

●あらすじ
製作国のアメリカをふくめ、どの国でも劇場公開されておらず、DVD発売も日本が唯一である。
北極で目撃された幻の大猿。
その姿を写真に収めようとして帰ってこなかった父の死の真相を知ろうと、
一人娘のアリーが父の相方のジャコとともに北極に向かった。
北極で遭遇したアイス・コングを麻酔で眠らせたジャコー、アリーの反対を押し切って金儲けのためにサンフランシスコに連れて帰る。
しかし、アイス・コングはサンフランシスコの街の中に逃げ出してしまい…。

★感想など
ピージャクの「キング・コング」の後に、レンタル屋に大量に見かけるようになった
パチモン・コング作品の一本。
しかし製作国のアメリカでも劇場公開はおろか、DVDも発売してないとはねえ。
まあ、その驚愕の事実に少しもひるむ事無い、素晴らしきZ級映画です。
アイス・コング(きぐるみです)の、ナイス過ぎる顔から
大昔の特撮映画よりヒドイ合成技術。
突っ込み所しかないストーリー展開など、まさにどこを取ってもレレレな作品である!
では何故レレレで書かないのか?
特撮技術がまるで素人過ぎだからだ!
正直、これ自主制作にしか見えん。
レレレでこれ書いたら、突っ込みまくって最後までいき、多分へとへとになってしまうだろうから
無意識に避けてしまったのだろう。
こう書くとなんだかチキンだが、多分一番の原因は
特撮映画に対する”愛”が感じられなかったからだと思う!
これ重要。
最近、特撮系を観ると何故かモンスター愛に敏感になっている自分に気付く。
たとえ、どんなに出来がへぼくても、作り手が怪獣映画が好きで堪らない人が作っていたら
そういった部分は画面を通して伝わるもので、その愛を感じてしまうと好きになってしまうんだな。
愛がなくとも、映画として面白く作ってくれれば、それはそれでアリなんだが
そのどちらも無い映画は、やっぱり駄目だな!
でもアイス・コングは、なんだか気になるヤツではあるんだよなあ。
不思議なヤツだよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする