「クラーケン」
原題:EYE OF THE BEAST
2007年 米/カナダ 90分
■監督:
ゲイリー・イエーツ
■出演:
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク
アレクサンドラ・カスティージョ
アルヌ・マクファーソン
ライアン・ブラック
●あらすじ
フェルズ島。
調査に訪れた国立海洋機関のリーランド博士は、破壊された船の残骸と、犠牲者の遺体を発見する。
遺体は無惨に喰いちぎられ、巨大な吸盤の痕が残されていた。
漁業監督官のカトリーナが語る、島に伝わる”クラーケン”の伝説。
それは巨大なイカの化物で、彼女の父親はその犠牲になったという。
被害が続出し、パニックに陥ったフェルズ島。
化物退治を決意したリーランドたちは、沖に出て罠を仕掛ける。
だが彼らの前に姿を現したのは、想像をはるかに超える巨大な怪物だった……。
★感想など
またも登場しましたね、ロバート・ハルミ・Jr、ロバート・ハルミ・Srの親子。
この二人、基本的にいつも製作総指揮に名を連ねている。
既にいくつか鑑賞しているが、どれもTVMなんだねえ。
TVM専門の二人って事かな?
本作は、一言で言うと「ジョーズ」のパクリである。
大枠がほとんど「ジョーズ」と同じで、出てくるのが大イカ。
だがイカなせいか、ほとんどのシーンが足しか登場せず、全身が映るのはほぼ一瞬のみ!
また、それまでに人間ドラマがだらだらと続くが、基本的にいがみ合いを続けているだけである。
主人公の男である博士も、ここまで頑張る動機付けがあいまいで、イマイチのれない。
モンスター映画としてはイマイチだが、ジャンル好きな人にはいいかも。