レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

はいからさんが通る

2010年03月13日 22時56分35秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「はいからさんが通る」
1987年 日本 90分
■監督:
 佐藤雅道
■出演:
 南野陽子
 阿部寛
 柳沢慎吾
 丹波哲郎
 野際陽子

●あらすじ
大正時代を舞台にハイカラ少女の恋と冒険を描いた、同名コミックスの映画化。
華族の伊集院家で花嫁修業することになったお転婆娘・紅緒。
ところが彼女は、奉公先の伊集院忍と恋に落ちてしまう。

★感想など
本作の主題歌は結構好きだよ。
アイドル全盛時代の南野陽子にはそんなに興味はなかったんだけど、
時間が経って、懐かしくなってきたので、なんとなく観てみた。
感想はイマイチ。
ちなみに原作も読んだ事あるけど、映画版はそのダイジェスト版になってしまっている。
各キャラクターも、原作版との比較で見てしまうと、どの人も全然駄目だね。
唯一原作に近い雰囲気だったのは、野際陽子くらいかな?
原作でも紅緒と如月の絡みは面白いんだから、その辺をもっと膨らまして欲しかった。
そう言えば、原作絡みで言うのなら、伊集院伯爵と紅緒との和解シーンが無かったのが納得イカン!
あのジイさんは、後に紅緒の良き理解者となる所が好きなのに。
まあ後致命的なのは、主役の南野陽子があまり魅力的に見えなかったとこ。
アイドル映画らしく、もっと可愛いいのかと思ってた。
正直、このキャラクターはあってないんじゃないかとさえ思った。
そして相手役の阿部ちゃんは、全く駄目だ。
あれじゃあ、単なる嫌なヤツでしかない!
こいつが出てこなくなるまでの30分くらいは、ほんとにいつ観るの止めようかとずっと考えてた。
それくらいイラっとさせてくれたね。
まあトータルとして、ナンノのファンか、原作好きくらいしか観ないだろうから
こういった映画を真面目に評価してもしょうがないんだが。
だが、エンディング・ロールの最後で、主題歌が終わる途中でぶった切ったのは許せなかったな。
どうせなら、ちゃんと曲の終わりにあわせて映画も終わらせろよ!
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エンプレス -運命の戦い-

2010年03月13日 09時22分24秒 | 功夫/空手/武侠片

「エンプレス -運命の戦い-」
原題:江山美人/AN EMPRESS AND THE WARRIORS
2008年 香港/中国 95分
■監督:
 程小東(チン・シウトン)
■出演:
 甄子丹(ドニー・イェン)
 陳慧琳(ケリー・チャン)
 黎明(レオン・ライ)

●あらすじ
身分違いの悲恋物語として知られる中国の古い説話“江山美人”をモチーフに、
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のチン・シウトン監督が映画化した武侠アクション。
出演は「インファナル・アフェアIII 終極無間」のケリー・チャンとレオン・ライ、「HERO」のドニー・イェン。
 中国戦国時代。隣国の趙国との長きにわたる泥沼の戦争ですっかり疲弊してしまった燕国。
ある時、国王が討たれ、側近の将軍・雪虎に全権を託して絶命する。
雪虎は王の甥で王位継承を目論む胡覇将軍を退け、王女・燕飛児を王位継承者に指名し、自ら後見役となり、武術と帝王学を授けていく。
しかし、飛児は胡覇が差し向けた刺客に襲われ深手を負ってしまう。
瀕死となった飛児を、山奥で隠遁生活を送る元軍人の段蘭泉が救う。
蘭泉の献身で次第に回復していく飛児。
そんな2人の間にやがて恋心が芽生えていくが…。

★感想など
王女の恋物語が、前に観た「ラヴァーズ&ドラゴン」と似てると思ったが、
あっちの映画も“江山美人”がモチーフだったと言う事だろうか?
個人的には、その“江山美人”の話には興味がない。
と言うか面白くない。
本作も、冒頭のテンションから期待出来るのでは? と思ったが
“江山美人”の部分に入った途端につまらなく感じてしまった。
ラストのドニー・イェンの暴れっぷりとかは良かったんだけどねえ。
ただ、主演を務めたケリー・チャンの演技はとても良かった。
これは素晴らしい演技で、改めてケリー・チャンの魅力を再発見出来るであろう。
全体的にも悪くない作品なので、この手の映画が好きな人にはオススメかも。
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