「レナードの朝」
原題:AWAKENINGS
1990年 米 120分
■監督:
ペニー・マーシャル
■出演:
ロバート・デ・ニーロ
ロビン・ウィリアムズ
ジュリー・カヴナー
ルース・ネルソン
ジョン・ハード
ペネロープ・アン・ミラー
●あらすじ
オリヴァー・サックスの実話を基に、
治療不能の難病に挑む医師の奮闘を、一人の重症患者との交流を軸に描いた感動のヒューマン・ドラマ。
30年間昏睡状態だった男レナードが、奇跡的に意識を回復した。
セイヤー博士の治療が功を奏したのだ。
博士はその治療を、他の患者にも適用してめざましい効果をあげるが……
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
震災後に初めて観たのは本作でした。
正直映画なんて観る気にはなれなかったのだが、計画停電でヒマだったので観始めたのがきっかけ。
良い映画でしたし、主演二人の演技は流石の一言であった。
特にロバート・デ・ニーロの演技は凄すぎ。
演技派の本領発揮と言えようか。
一方、相手役のロビン・ウィリアムズも医師役はお手の物と言える。
「パッチ・アダムス」も良かったけど、本作の対人関係が苦手な所等も良く表現されていた。
と言ったように主演二人の演技は抜群だったけど、モデルとなった医者の治療内容には首をかしげる。
結果的に奇跡は起きたかもしれないが、下手すればレナードが死んでいてもおかしくないくらいの暴走っぷりである。
とは言え、色々と深い内容の本作。
感動系の作品が好きな人にはオススメである。
次回からは、震災前に観ていた作品をいくつか紹介します。