レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

黄色いリボン

2011年03月12日 14時12分12秒 | 西部劇

「黄色いリボン」
原題:SHE WORE A YELLOW RIBBON
1949年 米 103分
■監督:
 ジョン・フォード
■出演:
 ジョン・ウェイン
 ジョーン・ドルー
 ジョン・エイガー
 ベン・ジョンソン

●あらすじ
「アパッチ砦」(48)と「リオ・グランデの砦」(50)の間に位置するフォードの“騎兵隊3部作”の第2弾。
退役を間近に控えた騎兵隊の大尉ネイサンは、隊長の妻と姪を護送する任務を仰せつかった。
しかし彼らの隊は、インディアンの大軍に行く手を阻まれ、砦に舞い戻ることを余儀なくされる。
そしてネイサンの任期は切れ、彼は仕事に未練を残しつつも、任務半ばで退役。
だが、彼の退役を記念して贈られた時計が、任期の期限までには、まだ4時間ほど残されていることを告げる。
ネイサンは、集結しつつあるインディアンを、4時間という限られた時間の中で追い払おうとするが……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
監督ジョン・フォード+主演ジョン・ウェインの一作。
さらに製作にメリアン・C・クーパーの名前を見た時には嬉しくなってしまった。
ジョン・ウェインの演技だけで最後まで引っ張る力は流石である。
一方、ヒロインのオリヴィアはかなりのビッチで、観ていてイライラするやつである。
ラストに至っては、正にアメリカ万歳な作りで
インディアンが敵役な描写と言い、これが正にハリウッドの偽善描写なんだろうね。
“騎兵隊3部作”の他の二作に関しては、機会があれば観るけど
わざわざ観ようとは思わないなあ。
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追跡者

2011年03月12日 12時40分16秒 | 西部劇

「追跡者」
原題:LAWMAN
1970年 米 100分
■監督:
 マイケル・ウィナー
■出演:
 バート・ランカスター
 ロバート・ライアン
 リー・J・コッブ
 シェリー・ノース
 ジョセフ・ワイズマン
 ロバート・デュヴァル
 ジョン・ベック

●あらすじ
行きがかり上、人を殺してしまった男を追って、主人公の保安官が町に乗り込んできた。
事情を聞いた町の保安官は手を引くように言うが、法律絶対をとなえる彼は追及の手を緩めない。
やがて、町のボスである牧場主と、避けられぬ戦いがやってきた……。
己の信念のために悲劇を招く男を描いたウェスタン。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これは中々の傑作だった。
バート・ランカスター演じる保安官が、人殺し扱いされ全くの孤立無援状態。
それまでの西部劇と設定を交換しているような脚本は、時代性によるものなのだろうか?
オールド西部劇では保安官が絶対善として描かれ、インディアンは絶対悪。
しかし本作の製作当時には、それはハリウッドが嘘を描いていたのがばれた頃らしい。
だからこういった映画が出来たのかも。
製作スタッフとかはイギリス人らしいからか、ハリウッド映画ともマカロニとも違う
不思議な雰囲気の西部劇である。
背景はマカロニっぽいんだけど、俳優はハリウッドぽいのも新鮮に映った。
悪役のボスが典型的な悪役じゃない所もいい。
とにかくドラマとしても面白い本作は、オススメ西部劇である。
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ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン

2011年03月12日 12時21分09秒 | アクション

「ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン」
原題:THE ORDER
2001年 米 89分
■監督:
 シェルドン・レティック
■出演:
 ジャン=クロード・ヴァン・ダム
 チャールトン・ヘストン
 ブライアン・トンプソン
 ベン・クロス
 ソフィア・ミロス

●あらすじ
ルーディは盗みのプロフェッショナル。
気ままに暮らしていたところ、ある日突然、考古学者の父オスカーから1本の電話が入る。
彼は十字軍の昔から続くイスラエルの教団“オーダー”の聖典、“ファザー”最終章の古い巻物を発見したというのだ。
しかし、その直後オスカーはイスラエルで消息を絶ってしまう。
急ぎ、イスラエルに向かったルーディだったが、
到着早々父の友人であるフィンリー教授の殺害容疑で警察から追われる身となってしまう。
父の失踪に“オーダー”が関わっていると睨んだルーディは、父の行方を追って危険な戦いに挑むのだった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ヴァン・ダム主演による、インディ・ジョーンズぽい映画。
と言うより、インディっぽい世界観の中にヴァン・ダムが居るような感じ。
ヴァン・ダムはいつもヴァン・ダムでしかない。
ベースにしているのは、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」だろうね。
でも本作のアクションは良かったよ!
いわゆるヴァンダミング・アクション全開である。
製作時期が新しい割には、アクション・シーンが全体的に良かった。
香港ぽい格闘シーンから、「ボーン・アルティメイタム」ちっくなスタント・シーンまである。
脚本の出来はともかく、ヴァン・ダム主演の映画としては合格なんではないだろうか。
しかし、ヴァン・ダムって何かのパクリ映画多いな。
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