「ギャング・オブ・UK」
原題:YOU'RE DEAD...
1998年 ドイツ/イギリス/アメリカ 97分
■監督:
アンディ・ハースト
■出演:
リス・アイファンズ
ジョン・ハート
クレア・スキナー
デヴィッド・シュナイダー
●あらすじ
強盗家業のベテランに、かつてのパートナーの息子から銀行強盗の誘いが。
しかし、計画は思わぬ方向へ…。
『ハリー・ポッター~』のジョン・ハートと
『ノッティングヒルの恋人』のリス・エヴァンス出演のスタイリッシュアクション。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
これまたレビューで絶賛されていた作品。
キャストもスタッフも全然知らないなあと思っていたら、監督のアンディ・ハーストの作品の中に
あの「JIGSAW ゲーム・オブ・デス」があった!
「JIGSAW ゲーム・オブ・デス」は、例のアルバトロスから出ていた「SAW」っぽいシリーズ。
若しくは「SAW」と間違えて借りさせる作戦。古来からレンタルビデオ業界で蔓延している手法ですね。
全部観たけど確か「JIGSAW」シリーズは12作くらいあったかな?
「JIGSAW ゲーム・オブ・デス」は第二弾で唯一面白かった記憶が残っている。
そう考えると、本作もいかにもって感じだった。
直前に観た「キラー・エリート」に比べると展開も早く、話の導入部も全然良い。
中盤まで話の進め方と言うか、目的がハッキリしないんだが、それが弱点になっているわけではなく
逆に興味を引く要素になっている。
全体的な盛り上がりに関すると、開始から50分か1時間くらいまでは上昇していくが
その辺りから下降していくような感じ。ラストのオチも弱い印象ではあった。
だがB級映画として面白いのは間違いない。
演出方法も適度にコメディタッチにしていて、肩の凝らない感じに仕上げているし。
知らない掘り出し物をお探しの方にはピッタリな一品と言えますよ。