レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ケオマ・ザ・リベンジャー

2011年09月18日 22時58分34秒 | 西部劇

「ケオマ・ザ・リベンジャー」
原題:KEOMA
1876年 伊 104分
■監督:
 エンツォ・G・カステラッリ
■出演:
 フランコ・ネロ
 ウディ・ストロード
 オルガ・カルラトス
 ウィリアム・バーガー

●あらすじ
南北戦争が終結し、ネイティヴアメリカンの血を引くケオマは生まれ故郷に帰還した。
実家に戻った彼は、養父から町の惨状を聞かされる。
独裁者の支配下にある町には伝染病が蔓延し…。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
これ、すっかり勘違いしていました。
画像しか見たことなかったんだけど、マカロニ・ウエスタンじゃなくて
イタリア製の蛮族が暴れるアクション物かと思ってた。
いわゆるコナン的なやつ。
しかし映画を観てみたら、いつものマカロニ・ウエスタンでした。
フランコ・ネロが昔の全日に出てたようなレスラーみたいな格好が楽しい。
内容の方はどうにもこうにもな内容で、謎の老婆とか色々な要素を組み合わせし過ぎて訳分からなくなっちゃってる。
いちいち登場人物の心情を歌に歌うのも、かったるいっちゃあかったるい。
ちなみに状況をいちいち歌にしていた映画は他にも「OK牧場の決斗」というのもあった。
まあフランコ・ネロ好き以外には用が無い映画かな。
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プレデターズ

2011年09月15日 22時13分14秒 | SF/ファンタジー

「プレデターズ」
原題:PREDATORS
2010年 米 107分
■監督:
 ニムロッド・アーントル
■出演:
 エイドリアン・ブロディ
 ダニー・トレホ
 トファー・グレイス
 ローレンス・フィッシュバーン
 アリシー・ブラガ

●あらすじ
戦いを好む宇宙人・プレデターたちが、戦士の能力を持つ人間たちを集めて人間狩りを楽しんでいるジャングル。
拉致された殺し屋、囚人、殺人鬼、スナイパー、ヤクザらが、自分たちの生命を賭けてプレデターたちに立ち向かう。
果たして生き残れるのは誰だ?
(ぴあ映画生活より)

★感想など
プレデターのリメイクかと思ってたら、実はパート3だったことにビックリ。
製作がロバート・ロドリゲスなせいか、意外に面白かったよこれ。
ダニー・トレホも何気に美味しい最後を迎えるし。
パート1へのオマージュがかなり強い所は観ていて楽しいが
そのせいで1との差別化が図れなくなっている感もある。
まあ続編も作られるでしょうが、その際は新兵器の導入を是非お願いしますよ。
今まで「1」→「2」→「AVP」と次々に新兵器が登場したのに、本作ではなし?
それではちょっと寂しいのでね。
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黄龍 イエロードラゴン

2011年09月14日 00時13分30秒 | 功夫/空手/武侠片

「黄龍 イエロードラゴン」
2003年 日本 98分
■監督:
 鹿島勤
■出演:
 倉田保昭
 照英
 宮本真希
 陳惠敏(チャーリー・チャン)

●あらすじ
人間の闘争能力を飛躍的に高めるが、強烈な毒性をもつ“悪魔の劇薬”イエロードラゴン。
その抗体を持つとされる天涯孤独の少女・純にせまる黒い影。
ベトナム戦争のイエローベレー部隊の生き残り、東剛三郎(ゴウ)は、
今はなき純の父親でイエロードラゴンの発明者でもあった親友との誓いを守り、命を賭けて純を守ろうとするが、
裏切りと陰謀がそれを阻む。
(CINEMA TOPICS ONLINEより)

★感想など
倉田さん製作の映画なのだが、評判が凄い悪い作品だったと言う印象がある。
そのため、長い間観るのを躊躇していたが、今回意を決して観て見た。
すると以外に面白かったのにビックリ!
ただし内容はレレレそのものだが!
冒頭だけ観た時は「これはレレレ行きか?」と、大いに期待させられたが
話が進む内にどんどんそんな気が失せてきてしまった。
まず脚本は突っ込み所が多すぎて付いていけないくらいである。
これだけならまだいいのだが、肝心のアクション面がどうにもダメだった。
ワイヤーを多用し過ぎなくらい多用しているのだが、どうにも使い方が下手過ぎ。
肉体アクションにも見るべき点がなく残念。
おまけにヒロインの宮本真希の演技が頂けない。
複雑な内面を持っているキャラクターなのだが、ただ不機嫌なヤンキー娘にしか見えない。
しかも見ていてむかつく感じなので、少しも感情移入出来ない。
普通にしていれば可愛く見えるだろうに、素材を生かせていないとも言えるし、彼女に演技力が無さ過ぎとも言える。
脚本のアラも非常に多い。と言うか全くまとまっていないので、当然人物の相関関係なんてさっぱり判らない。
あれ? こう書いていくとやっぱり世間の評判通りだな?
まあ倉田さんのファン以外には、全く用無しと言うことで。
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トランサー -霊幻警察-

2011年09月13日 00時01分58秒 | SF/ファンタジー

「トランサー -霊幻警察-」
原題:2002 異霊霊異
2001年 香港 97分
■監督:
 葉偉信(ウィルソン・イップ)
■出演:
 謝霆鋒(ニコラス・ツェー)
 馮徳倫(スティーブン・フォン)
 羅家英(ロー・カーイン)
 李燦森(サム・リー)

●あらすじ
香港の街中で起こる超自然現象。
それを解決するための特殊部門が香港警察“2002”だ。
その唯一の隊員であるヤウの相棒は、かつて誤って殉職させてしまったサムの霊。
そのサムがヤウのもとを離れると、交通警官のフォンが、“2002”のメンバーに名乗りを上げた。
彼もまた霊を見ることができるのだ。
新しくコンビを組んだ2人の前に、新たな悪霊が立ちふさがる。
(goo映画より)

★感想など
まだ「ジェネックス・コップ」観てないんだよねえ。
DVD買ったの一体いつだ?
早く観ねば。
いかにも香港映画らしい設定の映画。
まず他の国の映画では、お目に掛かれない設定と言えよう。
香港お得意の霊幻アクションに加え、恋愛要素も加味した娯楽作品。
なんだかんだ言いながら、最後まで結構楽しく観れてしまうが、
主人公二人の恋愛模様はかなりおかしいと言えよう。
なんか恋愛した事無い人が脚本書いたかのよう。
どんなイケメンでも、ニコラスの態度ではすぐにふられてしまう事は間違いない。
あんなハッキリ言う前。
と言うか、会う度に会話が5ドル返せしか言わなかったら、その時点でもうすでにNGでしょ。
これ、ニコラス以外の俳優が演じていたら、もっと感動的な素晴らしい作品になっていたかも知れない。
ニコラスの女性に対する演技って、どこか童貞くさくて好きになれないんだよねえ。
まあそんな事はさておいても、映画としては以外と面白かったです。
監督とか俳優とか、どこかに興味がある人は、観てもそんなに損はないかも。
そんな作品。
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特攻大戦線

2011年09月10日 17時29分23秒 | 戦争

「特攻大戦線」
原題:CORBARI
1970年 伊 97分
■監督:
 ヴァレンティーノ・オルシーニ
■出演:
 ジュリアーノ・ジェンマ
 ティナ・オーモン
 フランク・ウォルフ
 アントニオ・ピオヴァネッリ

●あらすじ
第二次大戦下の北イタリアでレジスタンス活動を繰り広げた実在の英雄、コルバリの姿を描いた戦争秘話。
ファシストの恐怖政治に憤った青年コルバリは、抵抗運動を開始。
神出鬼没の巧みなゲリラ戦法で活躍し、やがてコルバリ自由軍を組織する。
占領下にあった町の解放に成功した彼は、同士イネスと愛を交わす。
だがファシストは彼を罠にかけ、町を徹底的に破壊。
仲間を失い、地下に潜伏した彼は復讐を誓うが…。
(洋画★シネフィル・イマジカより)

★感想など
前回に続き、またもやマカロニ・コンバット。
今度はジュリアーノ・ジェンマ主演作だが、こちらは中々マカロニしていて面白かった。
ジェンマだからって訳ではないだろうが、銃撃戦が多く結構飽きない。
ストーリーも起伏に富んでいるが、ジェンマのキャラクターは「地獄の戦場コマンドス」の
リー・ヴァン・クリーフよりも狂っていたのが特徴的。
マカロニ・コンバットの主人公って、みな狂ってんのかねえ?
実話を基にしているからかも知れないが、ラストがかなり悲惨です。
流石イタリア映画って感じ。
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