「バスケット・ケース3」
原題:BASKET CASE3:THE PROGENY
1991年 アメリカ 92分
■監督:
フランク・ヘネンロッター
■出演:
ケヴィン・ヴァン・ヘンテンリック
アニー・ロス
ギル・ローパー
●あらすじ
愛していたスーザンを自らの手で殺め、正気を失った弟ドウェインは、フリークスたちの屋敷で監禁されていた。
一方、兄ベリアルの恋人イブは、お腹に新たな命を宿す。
その出産準備で忙しいフリークスたちは、屋敷の主ルースと共にバスでジョージア州に住む医師ハルの元へ。
やがてイブは無事に出産を済ませ、元気な赤ちゃんが誕生。
そこへ、指名手配されたベリアルに賭けられた懸賞金を狙って地元警官コンビが現れる…。
(スターチャンネルより)
★感想など
さて基本的には続編を作りたくないヘネンロッター監督が
バカルティ・ラムを飲んで酔っ払った時に、凄いアイデアを思いついたとかで作られたパート3。
ただ内容の方は完全に2の続きであり、一体どこに凄いアイデアがあるのかが
凡人である私にはさっぱり分からなかったよ。
全て観終わってから考えると、この「バスケット・ケース」シリーズは、本当に1だけが傑作と言うか
低予算による制約もあるものの、あの独特な出来栄えは正に一代限りだったんだなあ。
ストーリー的にも1で完結しているしね。
2と3は完全に仕事としてしか作ってないんだろうなあと思って、1の続編だと思って観ると悲しくなってくるね。
まあ本作は変わりにヤケクソなパワーも暴走していて、それは別の意味で楽しめるかも知れないが。
こうなってくるとヘネンロッター監督が本当に作りたかったのは「ブレインダメージ」と「フランケンフッカー」と言う事になるね。
こちらの二作はそういった意味で、非常に楽しみになってくる。
どんな出来栄えになっているのかな。
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