『あまちゃん 歌のアルバム』を入手。
NHK発の音楽CDには珍しい遊び心というべきか、今作、異常なまでに付録が充実しています。
まずはいきなりアメ女(じょ)ことアメ横女学園(が劇中でリリースしたことになっている)シングル4タイトルのジャケ写。チアリーダー風『涙目セプテンバー』・たれぱんだ風『空回りオクトーバー』・迷彩服風『暦の上ではディセンバー』に続き、センターのまめリンこと有馬めぐ(足立梨花さん)ソロプロジェクトらしき『宇宙船リメンバー』まで。劇中で歌と振付けが披露されたのは『ディセンバー』だけですが、こうなると全曲、振り付きで聴かせてもらおうじゃないかって気になりますな。
続いてはその『ディセンバー』の振付け連続写真ガイド。わはは、70年代、ピンクレディーの全盛時代に、新曲のたびに明星とかに載ってたなあこういうの。写真モデルはGMTリーダー、海はないけど夢はある~入間しおり役・松岡茉優さんです。写真と解説そのものはNHKドラマガイドPart 2にカラーで載っていたやつのモノクロ圧縮版ですが、写真の流れがガイド掲載のそれと逆に左→右だし、写真のコマ送りスペースも圧縮されていて一枚にまとまっているので、実際首っ引きで全身鏡に向かって練習するならこちらのほうが実用的かも。クリスマス・忘年会シーズン、あっという間に来ますからね。いやマジで。
この振付けガイドの裏はまるごと脚本宮藤官九郎さん×音楽大友良英さんの対談がびっしり掲載されています。基本的にはこちらもドラマガイドPart 2内所収の対談の抜粋再構成ですが、おふたりそれぞれに「この件はよほど印象深かったんだろうな」と思う強調言及項目(?)があって、ドラマとドラマ音楽、どちらか一方でも強烈に気に入った人なら併せ読むべきでしょう(このCDを買うということは、“両方”の人が多いと思いますが)。
さらにはGMTの“推しメンカラー”ロゴステッカー。赤:リーダー、青:ベロニカ(←当初は青はアキちゃんの予定だったのですが、ああいった事情でクビになっちゃいましたからね)、ピンク:小野寺ちゃん、黄:真奈ちゃん、紫:喜屋武ちゃんのどれか一枚のランダム封入で、月河はちょこっとドキドキしながら開封したらリーダーの赤でした。うはは。なぜかリーダーはしおりちゃんでもしおりんでもイルマンでもなく「リーダー」。一歩間違えばダチョウ倶楽部かという。せめてTOKIOと言っておこうか。
同じCDをあと4枚買ったら全メン分揃うかもしれない。揃わないかもしれない。揃うまで買い続ける剛の者はいるかな。何百枚かに一枚、デビュー前に脱退したアユミちゃんの緑も入ってたりしないかな。
国民投票ですべって一時はGMTに入る予定だったもののお泊り愛すっぱ抜かれて卒業させられちゃったまめリンが黒、ってことでまた何百何十枚かに一枚入ってないかな。
追加戦士として幻のセンター候補ユイちゃんの金色が何千枚に一枚・・・ってどんだけスーパー戦隊化したいんだ月河は。
CD自体、スーパー戦隊の音楽で言えば、放送期間最終コーナー頃にリリースされる『ソングコレクション』相当の構成になっているし、この狂い咲き的付録群といい、“キャラ萌え親和性”の高い層に惜しげなく照準を合わせているドラマだなあと思います。アーティストが歌う、俳優さんが歌うのではなく“劇中の人物が歌ってる”と思って聴く。キャラソン大好きの月河はご想像の通りピンポイントで照準ロックオンされたクチで、一枚で何度でも美味しい、麻薬的に魅惑の好盤となりました。
アメ女シングルジャケ写の下にもう一枚ペラがあって「大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンドライブコンサートツアー」日程表とチケット先行抽選予約のご案内(専用URLとQコード付き)(←当地が公演予定に入ってなくて良かった。入ってたら絶対万難なぎ倒して行く月河が見える)、「速報!あまちゃんオリジナルサウンドトラック2 2013年9月18日発売決定jjj」。抜かりない。商売うまいです『あまちゃん』。
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