雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

西明石の鮨屋 菊水

2012-08-15 05:30:55 | 発想$感想

★ 明石で生まれ、学生時代を明石で育った。

会社の勤めの半分ほどが定位置が明石であったこともあって、明石の町にはいろんな想い出がある。

魚ん棚が最近では有名になって、明石の魚も全国的に知られるようになった。

 

明石の鮨屋や、いろいろ魚を食わせる店も多いが、

西明石の鮨屋『菊水』が、明石の鮨では一押しのような気がする。

大体、有名になると店舗ばかりがきらびやかになり、何となく『明石の魚』の風情がなくなってしまって行くのが残念なのである。

 

そんな明石の魚の風情を残し、且つ独特の魚の味を残している店が、『西明石の菊水』だと思っている。

ご主人の柏木さんがまたいい。

職人職人した厳しさみたいなものがなく、人となりが風貌に表れている。

 

 

 

現役時代、明石を訪れる気の置けない賓客は、必ず『西明石の菊水』に招待したものである。

同じ客で何度も一緒に行ったのは岩城滉一である。

口の肥えた彼もお気に入りだったし、店の雰囲気もちょうど彼によく似合っていたと思っていた。

 

★ 突然、鎌倉の孫がやってきて、昼は三木で焼き肉でも食うかと思っていたら、

何を思ったのか、『旨い魚が食いたい』と急に言いだすのである。

 

お盆の最中、魚は大丈夫かと、電話してみたら、ご主人は仕入れに行っていて『大丈夫』と言うことなので、ホントに10年振りでお店を訪ねたのである。

 

 

 

この写真二つは、店のホームページからである。

ここに来たら、カウンターに座って一切 『ご主人のお任せ』で食うことにしている。

孫を連れてはいたが、そのスタイルで通し、約2時間ご主人との会話を楽しんだのである。

 

昔話も勿論出たのだが、ごくごく最近の話題もいっぱい出た。

 

 

一人前にカウンターに座った孫、このカウンターにネタなど一切見えないところが、菊水の風格だと思っている。

 

 

ご主人、パソコンの世界は、技術的に『通』だという。

最近、私がFacebook やツイッターなどネットの世界に通じていると言ったら、ビックリしていた。

NPO The Good Times の理事長してると言ったらそのサイトを見て、ホントにビックリしていた。

娘さんが、加古川の有名なNPO、 『シーズ加古川』の事務局長をしておられる柏木登起さんだとか

 

鮨も旨かったが、なかなかの会話であった。

ご主人の柏木延浩さんも、娘さんの柏木登起さんも、昨日の内にFacebook でトモダチになったし、

私のトモダチのなかで、ご紹介したらと思うような方をトモダチ紹介などしておいたのである。

 

Noriko Kadono 「旨い魚が食いたい」byりき・しん・てつ
 
アメリカの娘と孫たちからは、こんなコメントが・・・   
残念ながら西海岸には菊水はありません。菊水は、西明石ですと返した。
昨日は、二人だからよかったが、アメリカの3人の孫たちを連れていくとしたら、『割り勘』にしないと、持たないかも知れない。
 
 
 
柏木 登起 見たことある人と思ったら、父でした!嬉しい書き込みをありがとうございます。菊水鮓西店の娘です。リクエストありがとうございましたm(_ _)m
 
直ぐ、こんなコメントが届くのもネットのよさである。
 
 
 
Keisuke Furuyabu 懐かしいです。夏の穴子をここで頂き感動いたしました。お鮨の奥深さを感じたお店でした。
 
確か、娘の同級生のこの方からは、こんなコメントも。
 
 
 
 
 
 
★帰り際に記念撮影、
 
途中には85歳のおばあちゃんも顔を出されて、
明石高校野球部の甲子園25回戦の故横内先輩の話も出た。
 
このお店、明石の野球部は、先代の本店菊水のおやじさんにホントにお世話になったのである。
昨年亡くなった川重の故大塚健哉くんとも、よく一緒に来たものである。
 
故郷の明石の魚の味は、また格別であった。
 
ちょっと散財であったが、
孫の脳裏には、この2時間の会話も、明石の魚の味も、西明石の菊水も、焼きついたとも思う。
いい2時間だった。
 
 
柏木延浩さん、NPO The Good Times といつか繋がるかも知れない。
 
 
 
コメント (2)
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