★こんな記事が朝日新聞に出ていた。
ツタヤと連携した図書館建設計画について、愛知県小牧市議会は10日、賛成か反対かを問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。同様な方式はすでに佐賀県武雄市で導入し、話題となった。
市民グループは、カフェ併設などによる図書館の静寂さへの懸念や、蔵書の選定の不透明さ、42億円という建設費の高さを指摘。「駅前の一等地に、市民のお金で、ツタヤの思い通りの図書館を建設していいのか」などと訴えた。
武雄市図書館は年中無休で、新刊書販売やCD、DVDのレンタルコーナー、コーヒーチェーンのスターバックスが同居。来館者が急増する一方で、貸し出しにツタヤのポイントカードを使うため個人情報の取り扱いなど、公立図書館のあり方として賛否両論を呼んでいる。同様の計画は、海老名市、宮城県多賀城市などでも進んでいる。
そういえば、「つい先日元武雄市長の樋渡啓祐さんが訴訟で訴えられてたな」と探してみたら、こんな記事が出ていた。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/208125
詳しくはこんな記事である。
こんな蔵書に対する批判のようなものも出ていた。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1508/12/news128.html
ネット社会だなと思うのは、 こんなツイッターもアップされて、100を超すリツイートがなされるものだから、どんどんと話題にもなるのである。
★私自身は、図書館で本を借りたことなどないし、図書館自体にあまり関心もないのだが、ツタヤの図書館というか、武雄がやったような『新しい発想』には大いに関心がある。
然し、『前例のないこと』を行政がやれば、すぐ『公立図書館としては…』などという批判が出てくるのである。
『ツタヤの図書館』と敢えて書いたが、
年中無休、新刊書販売、CD、DVDのレンタルコーナー、コーヒーチェーンのスターバックスが同居、などという新しい発想だから来館者が急増するのだろうが、
個人情報の取り扱いなど、公立図書館のあり方として賛否両論を呼んでいる。
賛否両論はあるのだろうが、いろんな市でやってみようというところがあってもいいのではと思うのである。
★日本もすぐ訴訟をする、アメリカみたいになってきたなと思う。
今回の『安保法案』も憲法違反だと学者先生たちが訴訟をするとか言っている。
その金額も大きくて、樋渡さんに1億8000万円も請求するなどと言うが、こんな風潮になると、行政はそれこそ『前例のないこと』はやらなくなってしまうのではと思う。
果たして、この問題、いろんな市で手掛けようとしているらしいが、どんな方向に進むのであろうか?
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。