★ 昨日の日曜日の昼過ぎのテレビはいろいろあってオモシロかった。
『びわこマラソン』もよかったし、『NHKの囲碁』も熱戦だった。
1時半からの『そこまで言って委員会』では、アメリカ大統領選挙での『トランプさんの評価』を取り上げていて、非常に興味深く観ていた。
そのテレビからの一部を編集した動画である。https://www.youtube.com/watch?v=ALvOsLKu_F8
この番組らしい、フランクなトークである。
本当に、アメリカ大統領になる『可能性』はどうなのだろう??
マスコミはアメリカも海外も日本も、揃って『反トランプ』の姿勢を貫いているが、確かに新聞の報道姿勢としては、そのまま応援することもムツカシイのかも知れない。
メディア報道
ニューズウィークは、トランプについて自画自賛が激しく、傲慢で具体性もないのに詭弁を弄して民衆の支持を集める人物であるとする記事を掲載した。
1月30日、ニューヨーク・タイムズは、トランプを「経験もなければ、安全保障や世界規模の貿易について学習することへの興味もない」と評した。
2月22日、ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で、共和党支持者に、トランプ支持を見直さなければ、得体の知れないものに真っ逆さまに飛び込むことになると訴えかけ、トランプの対抗馬には一本化を呼びかけた。
2月25日、ワシントン・ポストは社説でトランプの大統領就任阻止を訴えた。
ハフィントン・ポストは、当初はトランプを「見せ物」(sideshow)に過ぎないとして、トランプの選挙運動を政治欄では扱わず「エンタメ欄」に掲載していたが、再び政治面で扱う決定をしたと発表した
日本語メディアの反応
日本においてもアメリカ合衆国の大統領選挙は重大な関心事項かつ多大な影響を与えるため、トランプの選挙を巡る動静はメディアに大きく取り上げられている。
- 読売新聞は、3月3日の社説において、単純なスローガンの繰り返しは、危うい大衆扇動そのものと評した。
- 朝日新聞も、同日「トランプ降ろし」に近い社説を掲げた。
- 毎日新聞は、トランプの発言を暴言や下品なパフォーマンスなどを慎むべきだと注意した。
- 産経新聞は、『トランプ現象 では済まぬ』トランプの躍進に「不安を覚えないわけにはいかない」とした。
★こんなマスコミの一斉攻撃にも、『トランプ人気』は一向に衰えそうにもない。
今朝の朝日は1,2面で『トランプの特集』を組んでいた。
マスコミを上手く使ってどんどん話題を創り人気を上げる戦略は、選挙対策としては抜群である。日本でもこの通りだし、アメリカでもテレビ番組で長時間の記者会見が報道されたとか。
『ひょっとしたら、ひょっとするかも知れない』
『そこまで言って委員会』中でも、『アメリカ人はそんなにバカじゃない』だとか、『トランプ氏が大統領になったら、なぜあかんの?』などとの意見もあるが、どちらかというと私もそれに近い。
トランプさんの経歴や、実績などを見ている限り、間違いなく『バカじゃない』し、『実業界の成功者』なのである。
今の政治の世界の『政治屋の限界』『政治家の常識の間違い』みたいなものがあるのではなかろうか?
アメリカ国民も、そんな政治に飽き飽きして『トランプ』を支持しているのではなかろうか?
政治の世界など、『独りの卓越したリーダー』で変わるのではないかと思ったりしている。
橋下徹さんで大阪は変わったし、安倍さんで日本は変わろうとしている。『トランプ』なら『変わる』と思っているのだろう。
いま言っている『過激な発言通り』には現実はならないことは目に見えている。
トランプさんはそれは解った上で、発言しているのだと思う。
『メキシコとアメリカの国境の壁』など出来るわけがないし、造るはずもないと思うのだが・・・
いずれにしても、日本からはどうすることも出来ない。
アメリカ国民が最後は『賢い判断』をするのだろうが、今のトランプの政策も、『新しい政治』という意味では、『そんなに悪くはないのでは』と思えたりしているのである。