雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

高齢者の自動車事故

2016-12-04 13:49:37 | 発想$感想

★ 高齢者の自動車事故について『そこまで言って委員会』で激論だった。

 

    

 

      https://www.youtube.com/watch?v=75VZVnYvOBs

確かに、最近高齢者の事故が多いが、78歳で今も車を運転している『木村太郎』が高齢者と24歳以下の若い人たちの『事故率』は若い人のほうが多いと持論を展開していた。

よく解らぬが、ひょっとしたらそうかも知れぬ、自動車保険の保険料は若い人の方が高いはずである。

木村太郎さんは、『何歳になっても車に乗る』と言っていたが私も聞かれたら、木村太郎と同じように答えると思う。

いまの運転免許を持ってる人の数は、圧倒的に高齢者のほうが高くて、最近の若い人たちは免許を持っていない人も多いようである。ゴルフ人口も同じような傾向で、今の高齢者は『車とゴルフ』が華だった昭和の時代に生きてきたので、車に対する想いも特別なのだろう。

 

 田嶋陽子さんも東京にいる時はタクシーだが、地方に戻ると自分で車を運転する。地方の交通事情では車なしには生活できないなどと言っていた。

 

 

ちょっと調べてみたらこんな記事に出会った。

木村太郎さんが言うように確かに事故数は増えているのだろうが、事故率は若い人のほうが高いようである。

 

高齢者が交通事故を引き起こす確率 実際には決して高くない

高齢者の運転による事故が頻繁にニュースになる。世の中には「高齢者の運転は危険」という刷り込みもなされつつある。しかし、この“常識”が必ずしも正しくないことが明らかになってきた。
平成24年の65歳以上のドライバーの交通事故件数は、10万2997件。10年前の平成14年は8万3058件だから、比較すれば約1.2倍に増えている。これだけを見れば確かに「高齢者の事故は増えている」と思ってしまうだろう。しかし、65歳以上の免許保有者は平成14年に826万人だったのが、平成24年には1421万人と約1.7倍となっている。高齢者ドライバーの増加率ほど事故の件数は増えていないのだ。
また、免許保有者のうち65歳以上の高齢者が占める割合は17%。しかし、全体の事故件数に占める高齢者ドライバーの割合は16%で、20代の21%(保有者割合は14%)、30代の19%(同20%)に比べても低いことがわかる。

年齢層ごとの事故発生率でも比較してみよう。
平成24年の統計によれば、16~24歳の事故率は1.54%であるのに対し、65歳以上は0.72%。若者より高齢者のほうが事故を起こす割合ははるかに低い。この数値は30代、40代、50代と比較して突出しても高くない。
また、事故の“種類”も重要だ。年齢別免許保有者10万人当たりの死亡事故件数を見ると、16~24歳が最も高く(8.52人)、65歳以上はそれより低い件数(6.31人)となっている。

高速道路の逆走など、一部の“トンデモ事故”がメディアなどでクローズアップされるだけで、実際には高齢者が事故を引き起こす確率は決して高いわけではないのだ。脳神経疾患や認知症が専門である鳥取大学医学部の浦上克哉教授は、高齢者の運転についてこう語る。
「一口に“高齢者”といっても、視力や注意力など、運転に必要な能力には個人差が大きい。運転のように、長年の経験によって覚えている記憶を“手続き的記憶”と呼びますが、一般的にこういった古い記憶は年を取ってもある程度保たれます。もちろん高齢者は自分の現在の能力が若い頃と違うと知る必要があるが、“高齢者の運転=危険”と杓子定規に決めつけることはできません」

 

グラフで見る限り絶対数はこのようになっているが、高齢者が増え若者の免許保持者が減少しているので絶対数ではこんなグラフになるのだろう。

 

    

★ 確かに、自動車保険の年齢条件を見る限り、高齢者よりは若い人のほうが危ないのだろう

だが、高齢者はどんどん増える世の中なのである。

事故率が低いからと言って、交通事故死者がどんどん増えては困るのである。

安全運転対策』の『死者数削減』については『二輪車での事故死』が多かったこともあって、長年国の中央とも協働して二輪業界でも『安全運転対策』を展開してきたのである。

その結果、交通事故死はピークで16000人にも達していたのだが、現在は5000人を割る水準に達しているのである。

 

  

 

  高齢者の交通事故は、放置すると間違いなく増加するので、より具体的な効率のある対策が必要だと思うのである。

私自身は、つい先日も書いたが、『アタマと身体鍛えよう』と思っている。

 

  

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カワサキの二輪事業と私 その28  源平芸能合戦ほか

2016-12-04 09:23:14 | 自分史

 ★昭和39年1月から広告宣伝を担当するようになって、私の会社での仕事の内容も『一変した』と言っていい。

それまでの企画・管理・会議の事務局などと言う普通一般尾の仕事から、レース関係や広告代理店との対応など全く初めての仕事に対応することになったのである。

二輪車そのものがレースやツーリングなど遊びの分野で『イベント』などとも関連が深いものだから、この年以降私の二輪事業担当の中で『イベント』は大きな比率を締めたのである。

 

性格的に『イベント』は好きだったし、自ら企画し自ら旗を振ることが多かったので現役の間に拘わった『イベント』は数多く『想い出』いっぱいなのである。

ある意味『イベント屋』みたいなところもあって、自分で手掛けると一般のそれらとは『差別化』を図ろうとするものだから、自ずと規模も大きくなり派手で目立つようなものになっていったのである。

 

この年昭和39年度だけでも、大小いろいろあるのだが

● 6月には日活との映画のタイアップをすることになり、幾つもの映画にカワサキの二輪車を出演させているのである。そんなことで、日活とは親しくなり、当時スターのトップで人気絶頂の浜田光男が明石日活に来たと聞いて、その日に明石工場に来てもらうように交渉し実現したりしたのである。

明石工場にやってきた浜田光男と塚本本部長の対談をセットし、バイクに乗れるというものだから、テストコースで乗せたのだが、『浜田光男が来ている』とニュースが伝わって、発動機事業部の女子のラインが彼を見るために職場を離れてしまって製造ラインが止まってしまったりしたのである。当時の勤労部長の津田さんに怒られたが、そんなことで職場を離れる発動機のラインの長を怒ってほしいと思ったものである。

● この年10月には東京オリンピックだったのだが、その開会式当日はMCFAJの全日本MXが伊豆丸の山であってカワサキが初めて4種目中3種目に優勝するなどしたので、オリンピックには殆ど関心がなかったような熱っぽさなのである。当時は広告宣伝課で中古のヘリコプターを持っていて、各地のレースにはヘリを帯同して、空からレースを見たり撮影したりしていたのである。

● モトクロスレースも、優勝しても新聞記事などにはなりにくいので、毎日広告に働きかけて『スポーツニッポン主催の西日本モトクロス』をスタートさせたりもした。後にも先にも新聞社が主催したモトクロスは『西日本モトクロス』だけである。

第1回が和歌山の紀ノ川で11月9日に開催され草レースレベルだったがカワサキは3種目に優勝し、その結果はスポーツ新聞に大々的に報じられたのである。このレースで初めて星野一義がカワサキでデビューしているのである。この西日本モトクロスシリーズは翌年度までシリーズで開催されて、毎回新聞報道されるものだから加古川モトクロスには当時の最強クラブ城北ライダースもやって来たりしたのである。

 

★この年の8月のあったのが『源平芸能合戦』で私が中心に動いた最初の『イベント』だったのである。

源平芸能合戦とは当時の人気番組で、いま検索してもWikipedia にこのように現れるのである。

 

   

 

源平芸能合戦』は、1957年1月9日から1964年10月31日までTBSで放送されていたバラエティ番組である。福助足袋の一社提供。

一般からの出場者たちが歌謡曲・浪曲・物真似・舞踊・奇術などを披露していた視聴者参加型番組。彼らを番組タイトル通りに源氏と平氏に見立て、2チームに分けて競わせていた。

優勝チームにはスポンサーにちなんだ「福助賞」を、応援が特に優れていたチームには「応援賞」を、(優勝の有無に関係なく)特に目立っていた出場者には「個人賞」を贈るなど、チームの勝敗だけにとらわれない様々な賞を設けていた。

本番組には、日本の有力企業や公共団体などがチームを組んで出場していた。変わったところでは、「宇宙旅行協会」×「地下資源開発協会」という団体が出場したこともある。

  • 日本航空×日本郵船(放送第1回)
  • 日野自動車×プリンス自動車
  • 文藝春秋×新潮社
  • 富士フイルム×小西六
  • 朝日新聞×毎日新聞

 

ことの始まりは、毎日広告がやってきて、『三洋電機との対戦に出ませんか、タダで1時間番組に出れますよ』というのである。当時の上司の苧野さんに相談すると『出てみるか』と仰るので、出ることにしたのである。

簡単に出ることにしたのだが、これからだ大変だったのである

4種目の出し物を決めねばならないのだが、当時のコーラスは抜群だったのでコーラスと、手塚部長の剣舞岐阜のハワイアンバンドとフラダンスまでは何とかなったのだが、あとの一種目がどうにもならないのである

困り果てて毎日広告に相談すると『吉本興業に頼んでみる』ということになって専門の演出家がやってきて、当時月へのロケットが話題になっていたのを取り上げた『かぐや姫』の物語を創ってくれて、その演技指導なども本格的にやったのである。

タダで出来る』ということだったが、この費用だけでも大変だったのである。

この『かぐや姫』には本社人事の上路さんなどが出てくれた関係から、当時の本社総務の岩城良三部長も応援頂いたのはいいのだが、『芸人を飼ってるわけではないから芸にに負けても応援は負けられない』と連日の応援の練習で、『その残業代もパンなども出してやれ』と仰ってどんどん大きくなっていくのである。

この応援団の団長格で応援団を纏めてくれたのが元川重社長の田崎雅元さんなのである。それにフラダンスをしてくれた4人の女性を口説いて出演を決めてくれたのも田崎さんである。彼はよほど印象に残っているのか、その後も『芸能源平合戦』の話題は田崎さんとの会話の中には何度も登場するのである。

 

当日の三洋電機との対戦は、チームレベルの高い接戦で、両チームとも普通には出ない100点以上の高得点が出たのだが『淡路の人形浄瑠璃』などを演じた三洋電機に敗れたのである。

本番前の応援合戦の練習では、練習の成果もあって『圧倒的によかった』と思ったのだが、テレビの画面になると三洋電機の応援席の階段を縦に使って女の子が踊っている画面の方が別に揃っていなくても派手で印象深く、完全に『テレビを熟知』した三洋電機に名を成さしめたのである。

 

   

 

 これがこの年の8月の日記の抜粋だが、ご覧になっても解るように、『源平芸能合戦』一色で明け暮れているのである。

初めてのことだったし、イベント主催の当事者とイベント参加者では全然その立場が違うことはこの『源平芸能合戦』で身に沁みって解ったことである。

当日、帰りのバスの中では『疲れ果ててしまって』バスの最後尾で寝てしまっていたのである。

 

★現役当時、いろんなイベントに拘わったが、『源平芸能合戦』は一番大変だった一番印象に残っているイベントなのである。

岩城良三本部長とも、いろんなことでお世話になったが、一番密接に指示も受け一緒に動いたのはこの『源平芸能合戦』なのである。 

連日の応援の練習に残業料を払ったり、出演前日の応援前日には毎日放送から担当者を呼んで、練習を見て貰ったりしたので、毎日放送の担当者も、『こんなことまでした会社は初めて』と驚いていたのである。

さらに『みんなよくやったので全員に記念品を』とボールペンを贈ることにしたのである。『タダでⅠ時間番組に出れる』と気軽に出演を引き受けたのだが・・・・まあ、こんなところも『カワサキらしい』のかも知れない。

私のカワサキでのイベント、第1発目の懐かしい想い出である。

 

 

★ その歴史ー「カワサキ二輪事業と私」を最初からすべて纏めて頂いています

https://www.facebook.com/%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2-662464933798991/

 

 

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松山・ファウラーとのプレーオフを制して優勝

2016-12-04 09:00:09 | 発想$感想

★朝から、アメリカのメジャーゴルフを観ていた。

2打をリードされていた松山が、17番からの終盤でファウラーに追いついてのプレーオフ。

何ホール続いたのだろう。

両雄互いに譲らず、ファウラーが池に入れて激闘に終止符を打った。

 

その優勝シーンである。

 

 

 そして、それまでの激闘。

プロはスゴイ。

グリーンを外しても、簡単にパーをとってくる。

 

 松山・2勝目 おめでとう・

 

 メジャーでの優勝を期待したい。

 

 

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