★明石は私の生まれ故郷である。そんなこともあって、明石の話はそれなりの関心があるのだが、今回の『明石市長辞任問題』は一挙に全国区の話題になって、当日の『辞任会見』は実況で流れたし、その後も民放各局はこの問題をいろんな形で取り上げているのである。
という書き出しで、『明石市長の話』というブログをアップしたのは2月3日のことだった。
https://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/098c4ddcbded1aa25063fa641cf1b2da
その時、いろいろ書いているが、『これはなかなかヨミが深い』『間違いなく選挙に出る』『いろんな行動は選挙対策』であると思ったのである。こんな風にその時書いている。
最初の会見では『暴言は認めたが、辞職は否定、4月の市長選挙には出馬する』と明言しているのである。
それがなぜ『突然の辞任表明』になったのだろう?そして、『市長選挙の出馬』については明言を避けているのである。
これは『間違いなく選挙対策』だし『今頃、突如録音テープを公開』した人に対する挑戦ではなかろうか?元々、優秀なだけに『読みも深いし、ちゃんとした仮説』が建てられる人なのだと思う。
『この辺りのヨミはしたたかである。 泉さんだけが公然と、もうすでに市長選挙を始めているようなものである。』
★それはさておき、今回の明石市長選は、泉さんの圧勝だったようである。
明石市政そのものに対しては、相当の実績を上げている実力政治家であることは間違いない。
問題は、4月末にまたもう一度『市長選挙』だが、この実績では次回は対抗馬も立たないのではと思ってしまう。
もし、そんなことになれば、ホントにこれは泉市長の『ヨミ勝ち=仮説の勝利』なのである。
生まれ育った明石のまちだけに、『さらに注目される立派な明石』になって欲しいなと思うのである。
それにしても、この一連の騒動は『マスコミが誘導した』とも言えるし、マスコミを上手く利用したとも言える。
地方都市『明石』の問題をテレビ各局が話題にしたし、『泣いて謝った泉市長』が今回の圧勝に繋がったのである。はじめは出ると言ってた市長選には、沈黙を守り通して、市民に推されての立候補の形を取ったのは、最初からの『想定内の行動』だったのだと、私は思う。
★これが一番最初の記事で、『辞職は否定し、選挙に出馬』という泉さんの『ホンネ』が出ている記事である。
あとはこの『本音』がどうやれば実現するのかという『読み』の問題で、それを『読み切った勝利』のように思う。
いろいろあった『明石市長選』だが、大体私の思っていた通りの推移にはなったのだが、こんなに圧勝するとは『想定外』である。
『世の中の流れ』というのは一度できてしまうと、『ものすごい力を発揮するものだな』と改めて、ちょっとビックリしているのである。