★ 兵庫県三木市に移り住んでもう50年になろうとしている。
出生地も本籍も『明石市』だが、人生で一番長く住んだ町が『三木市』になった。
全国的には知名度は低いようだが、
神戸の隣町で、神戸市と一番長く隣接している、こんな立地なのである。
ご覧の通り、まだまだ緑が多いし、面積も広くて、
ゴルフ場は25もあって、西日本一なのである。
なぜか『三木山森林公園』の表示が出ているが、
幾つもある公園の広さも、一般の日本の公園とは桁違いの広さで
ゴルフ場と同じかそれ以上の広さなのである。
そんな公園の一つが毎日スロー・ジョッギングとダッシュなどやってる
『三木総合防災公園』なのだが、さりげなく阪急電車が置かれている。
なぜ? とずっと思っていたのだが、
昨日の神戸新聞のネット版に、こんな記事が出ていた。
兵庫県広域防災センター(同県三木市志染町御坂)のグラウンドに、鉄道用の車両がある。遠目にしか観察できないが、鮮やかな栗色「マルーンカラー」が目を引く車体は、まさしく、あの阪急電車だ。
という三木出身の大橋凜太郎記者の記事である。
それによると
「電車に関する訓練の機会」のために阪急電鉄から2車両を譲り受けたようである。
駅付近での事故を想定した訓練で使用されることが多いとか。
8月には、この春に消防学校へ入校した新任消防士が、大地震を想定した救出訓練を行うそうである。」
訓練に使うのかなとは思っていたが、やはりそのようである。
★その三木総合防災公園はこんな立地で、
直ぐ南にあるゴルフ場と比べても遜色ない広さで、
毎朝その中のいろんなコースを6キロほど1時間かけて走っている。
電車が置いてあるのは『青い印』を入れた場所あたりである。
防災公園となっているが、サッカー場も野球場も
世界一の屋内テニスコートの『ビーンズドーム』もある
スポーツ公園でもある。
★ こんな自然の多い広大な三木市だから、
今まで『コロナとは無縁』だったのだが、
兵庫県が出している情報によると
7月10日に初めて感染者が出たようで、
『三木市』と表示されたのは初めてのことである。
いま兵庫県は738人の感染者なのだが、
その724人目が三木の30代の男性のようである。
感染経路は解っているようなので、一安心である。
★神戸新聞三木版には、こんなニュースも。
『昭和30年代の里山環境を復元しようと職員らが立ち上がった三木山森林公園。
外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着した。』
という連載中の『三木山森公園』の話題だが、
その16回目は『カイツブリ親子』の話題である。
やはり、こんな話題の方が『三木らしくてほっとする』
★ 明石で生まれて、
明石―ソウル―明石ー仙台―高槻ー三木と移り住んで、
札幌にも2年間単身赴任して、
いずれもいいところだったと思うのだが、やはり『三木が一番』気に入っている。
地元の人は『田舎まち』だというのだが、
自然がいっぱい
道路は広く
駐車場は全て無料
ゴルフ場もいっぱい
公園も壮大で、
高速道路は2本も通っていて
私自身は、勝手に『アメリカみたいな町だ』 と思っている。
『住めば都』とは、昔の人は上手く言ったものである。