★私の少年時代というか小学生時代のスポーツと言えば、
野球は敵国のスポーツということでなかったし、
走り競争と水泳と相撲ぐらいだった。
走りも水泳も早かったが、相撲もよくやって
当時の京城(今のソウル)で行われた小学校の相撲大会に出たこともある。
一応土俵もあって土俵上で相撲を取ったりもした。
当事はあの双葉山の全盛期で巡業に来た双葉山を観に行ったりもした。
69連勝したちょっとあとぐらいだったと思うが、
双葉山の人気は相当なものだった。
69連勝は、今でも連勝記録だが、
あの双葉山を観た人もほんとに少なくなってしまっているのだろう。
子供の頃の巡業場所だが『見たことがある』のは確かである。
今の大相撲は大阪場所を1回、東京国技館で1回、
いずれもどなたから相撲の券を頂いて、観たことはある。
まあ、ただ『観た』という程度なのだが・・・・
★ ただ、相撲を取ったのは小学校の頃だけで、
中学1年には終戦になり、日本に引き揚げてきてからは、
相撲とは全くご縁がなく、小学校の時以来相撲はとったことがないのだが、
普通一般の方が『相撲など取る』ことがあるのだろうか?
私などは小学校の1年生ぐらいから、体操の時間に砂場で相撲があって、
土俵などあってもないようなものだから、
押し出しなどよりは『投げ倒し』が勝負だったような気がする。
だから、投げとか外掛けで相手を倒すことばかりの相撲だった。
そんなことで、子どもの頃から足腰は鍛えられたのかも知れない。
何故か「下手投げ」ばかりで勝っていたような気がするが、
「まわし」などはしていないので、上手投げは難しかったのかも知れない。
そんなことで、今大相撲を見ていても『下手投げ』の場合は
その感覚みたいなものが、何となく解るのである。
★ それにしても今場所はまだ2日目だが
横綱・大関で2勝は御嶽海だけで、ホントに誰が優勝するのだろう。
小学生以降は一度も相撲を取ったことはないので
ただテレビで観ているだけである。