★我が家の庭木はちょっと植えすぎて300本もあるものだから、
成長するままにしていると、庭は鬱蒼としてしまうので
毎日と言っていいほど庭木を『切り歩いて』いる。
『趣味は剪定』と言って間違いない。
樹に限らず『切ること』は大好きで、アタマの毛なども自分で刈る。
鋏はトモダチのようなものである。
剪定に使っている鋏は、三木金物のこんな鋏で5年に1本ぐらいの頻度で新しくしている。
今使っているのは一番右で、その左もそんなに旧くはなかったのだが、バネがやられてしまったのである。
なかなか切れ味もいいし、細かいところも切れるので気に入っている。
ただ、こんな小さな鋏だから沢山切るのは大変なので、毎日のように鋏をもって『切り歩いている』のである。
★ 今朝は梅と桜を切った。
『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』と言われるが、
梅と、桜ではないが『サクランボ』の樹がこんなになっていたのを
切ったらこんなにすっきりしたのだが、
今朝切ったのは、この2本だけだから毎日切らぬと追いつかないのである。
切ったらこんなに葉が落ちるのでそれを片付けたりするのも大変で、
片付けるのは、草抜きをする午後の庭仕事と一緒にしたりする。
★ 樹の生命力は抜群で、少々思い切って切ってもしばらくすると『新しい芽』が芽吹いてくる。
これは放っておくと幾らでも大きくなる『いちょう』だが、盆栽のように仕上げている。
事実、この『いちょう』は盆栽をやられてた方が、90歳になって世話が出来なきなったので頂いたものだが、
それを『地植え』にして毎年剪定しているのである。
そういう意味では『盆栽の庭』のような感じで
このアメリカハナミズキも今春に半分ほどに切ってしまったのだが、今はこんなに新しい芽が出てきている。
これは流石に鋸で切ったのだが、
このくらいの高さにしておけば、あとは『剪定鋏』で大丈夫なのである。
もう一度、形を作り直すのは、『絵を描く心境』でこれもまた楽しみなのである。
こんな調子だから『趣味は剪定』と言って間違いない。