★連日タイの大洪水のニュースである。
ニュースに流れる画面をみると、ホントにビックリしてしまう。
首都バンコクのまちが水に浸かってしまっている。
今日から大潮で大変なこといなると、このようなニュースと動画を流している。
洪水被害が拡大しているタイでは、29日から大潮のピークを迎え、首都バンコクの広い範囲で浸水のおそれがあることから警戒を強めている。
バンコク中心部の王宮付近で28日、大潮の影響で、チャオプラヤ川の水が堤防を越えて大量に流れ出し、周辺の道路や商店街では一時、ひざの上まで浸水した。
一方、タイ政府は28日午後、バンコク中心部へ流れる水の方向を変えるため、運河の堤防を人為的に決壊させた。
この作業で、運河の水の流れを変えて、首都を守ろうとしている。
政府関係者は「堤防を壊すことで、バンコク中心部へ向かう水量を少なくしたい」と話した。
タイでは29日、大潮のピークを迎え、チャオプラヤ川の水位が堤防よりおよそ50cm高くなると予想されていることから、バンコクの広い範囲で浸水のおそれがあり、住民に避難を呼びかけるとともに、警戒態勢を強めている。
★タイには、若いころ仕事で、長く滞在したこともある。
特にバンコクはよく知っているし、全土の地形についてもあちこち車で走りまわったので、よく承知している積りではいた。
然し、今回の大洪水は、まさに『想定の範囲外』の出来事である。
『洪水対策』が政治の課題になっていたようだから、洪水は今までにもあったのだろうが、
こんな話は聞いたこともないし、今回初めてのことのようである。
『タイの大洪水』でWikipedia で調べてみたが、
これをみても今回新しく書き込まれたようで、初めてのことなのであろう。
タイ大洪水(タイだいこうずい)は、2011年のモンスーンの時期にタイで起こった洪水であり、チャオプラヤー川流域で甚大な被害を出し、メコン川周辺でも洪水が発生した。7月の始まりに発生し2か月以上続いた洪水は、2011年10月18日の時点で、307人の死亡が確認され230万人が影響を受けたと見られ、また被害総額は1,567億バーツ(4,000億円弱)と想定されている。600万ヘクタール以上が浸水し、うち30万ヘクタールは農地であった。北部のチエンマイ県から、チャオプラヤー川流域の支流に存在する、タイ中部のバンコクまで、58の県に浸水が及んだ。この洪水は、「水量と影響を受けた人数に関して最悪の洪水」であると言われている。7つの主要な工業団地も最大で3m程度浸水し、それが40日程度続くと考えられている。 とこのように記述されている。
★ニュースなどをみて、如何にもタイの人たちだなと思うのは、
こんな大被害なのにみんなおおらかで、イライラしたようなところがないのである。
確かタイ人がよく使う言葉、「マイ・ペン・ライ」...
イライラしてみたり、怒ってみても仕方がない。 なるようにしかならない。
という泰然自若としているところが現れている。
大変であることは間違いないのだが、
生産が大変だからと、慌てふためいているのは、タイの人たちではなくて、遠く離れた日本人のような気もするのである。
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私はタイの人も、マイペンライも好きです。自然相手ですからね。
雪国の雪もそうですが、自然が人間性を造るような気がします。
しかし、あまり良いことではないですね?