★ 三木の苔 いろいろ その2は『協同学苑』なのだが、
ここは家から1kmぐらいのところで、
よくスロージョッギングに来るところなのである。
こんな広大な森に隣接していて、『その1』でご紹介した神社は、
この地図の左上のマル印のところだから、
同じ森の左右に位置していて、結構広大なのである。
右側の住宅街が開拓された1991年のオープンなので、
もう30年も経っているのである。
スタート当時はまだ犬がいて毎朝散歩にも来ていたのだが、
その当時から『苔』など全く頭になかったのである。
今年の1月から『苔に関心』を持ち出して、
協同学苑の散歩道を歩いてみたら『苔がいっぱい』なので、
赤い線の行程で歩いて写真を撮って来たのである。
まずはこの右側の駐車場に車を止めてスタート、
流石にこの辺りは苔はないのだが、この先の突き当りからぐらいから、
ずっと『苔』が生えているのである。
左側は芝生だったのだが、今は一面苔になっている。
突き当たって左に曲がると、この辺り一帯が苔で、
さらにその奥の山からの斜面も、
ずっと奥の庭園は『苔庭』と言っていいほど
苔で覆われているのだが、これは自然に生えたもので植栽した苔庭ではない。
この辺り一帯も、多分最初は芝生だったはずだが、
今は苔庭になってしまっている。
見事と言っていいほどの生え方だが、別に意識はしていないのだと思う。
さらに進むと、こんな竹藪があるのだが、その地道にもうっすらと苔が生えている。
その先にある梅園の斜面にも、苔がいっぱいだし、
さらにその奥の森の中に入る道にも苔がいっぱいなのである。
ここからは本当に山の中の細い道になるのだが、
こんな感じで左右に自然に苔になっていて、
それが下まで続いている。
そして戻ってきた広場も芝生が苔庭になってしまっていて、
さらにこのような散歩道になっている。
★ご覧の通りなのだが、
協同学苑に散歩に来られる方は多いのだが、
多分どなたも『苔』などに関心はないだろうし、
協同学苑自体も関心がないのではなかろうか?
ここにはグランドが二つあって、そこには苔など生えていないし、
テニスコートの建物もあって、テニスに来られる方も多いのだが、
『苔』などには全く無関心だと思うのである。
私もこの1月以前は、協同学苑に『苔』など全く気が付かなかったのである。
開園以来30年だが、隣接する山の中は苔など生えていないのである。
今回、初めて気が付いたのだが、
落ち葉がいっぱいの自然には苔など生えずに、
人間が開いた道の周辺などに、30年の年月で自然に苔が生えたのだと思う。
写真をご覧になるとお解りのように、ある程度陽が射さぬと苔も生えないようで、
人が道を創ったり、落ち葉を除去したりすることで、自然に苔の生える環境に変わっていくのだと思う。
これだけ広大な範囲で苔が生えているので、
『協同学苑』も『苔庭』を意識されてはと思ったりもするが、
多分、そんなことにはならないのだと思う。
普通の方は、私の1月以前と同じで『苔』など頭の片隅にも全く存在しないはずである。
折角沢山の写真を撮って来たので、以下並べてみるのでご覧ください。