★菅内閣がスタートして1ヶ月になろうとしているが、
その評価はなかなかいいようだ。
内閣支持率はさらに上がって、70%に達したりしている。
目玉閣僚への期待度も高いようだが、
ただ一点、『日本学術会議』については学者6人の任命拒否について
『妥当ではない』という数字が上回っている。
★私自身は、この問題を評価できる見識も持ち合わしてはいないのだが、
一般的に言って『改革を目指す』という姿勢は
『現状打破』が常識であることは間違いない。
菅さんも、無暗矢鱈に『任命を見送ったわけではない』のだろうから、
『日本学術会議サイド』にも何か問題があるのだろうと
ニュースの中から『賛成意見』を探していたら二つほど見つかった。
ひとつは
橋下氏は日本学術会議について「税金が入ってるところで、国民からすれば、金はくれ、でも口出すなでは、学者の皆さん違うんじゃないのと思ってしまう」と指摘した。 リモート出演した松宮教授は日本学術会議の役割を「国の科学技術政策をどう持って行くべきかについて、学問の立場から審議し勧告するのが一番大きな使命です」「国際的な学術協力の窓口にもなっている」と説明し、「だから単なる民間団体でいいわけがない」「いらないとなると、日本はアカデミーを持たない国なんだなと言われる」と主張した。 橋下氏は「国のために貢献している、国の機関であるなら、中学の公民で習った国民主権。究極的に国民主権に根拠がないといけない」とし、「任命をなしにしてくれというなら国民主権じゃないから民間団体としてやればいい。公の機関なら国民主権の認識を持っていただかないといけない」と語った。 松宮教授は「内閣総理大臣が任命することを否定したことはない。優れた学者を選ぶ能力が総理大臣にはないから事実上できないといっている」と語った。 最後は日本学術会議を、松宮教授が「審議会ではありません」と言うと、橋下氏が「審議会でもある。そこは認識は改めてください」と反論し、松宮教授が「それは橋下さん、認識改めてください」と言い返した。 橋下氏は「民間になって10億円の税金使わずに自由にやってください」と求めた。