190321宇治
遅まきながらという感じもするのだが21日に宇治に行ってきた。
メインはもちろん宇治植物園。あわよくば、昨年に見られなかったカタクリを
見てみたいという思いもあった。
カタクリは18日の京都府立植物園でも見ているのだが、何回でも見たくなる花だ。
8年間ほども地中にあって、やっと姿を見せると思ったら早々と枯れ果てるという
宿命を持つ花でもあり、なんとなく愛おしい。それでなくてもその姿形は優雅だ。
ただカタクリは植栽するには難しい花のようで、宇治市植物園でも毎年見られる
わけではないようだ。しかもカタクリエリアで群生するわけではなくて、
わずかに数輪が見られるばかりだ。
このカタクリは光の加減なのか妙にピンク色が強い。初めて見て変だなあーと思ってRAWで撮影して、
後で色味調整を考えたのだが、結局は色味を変えることができなかった。
ブッシュカン、ヒスイカズラなども咲いていた。ツバキは園芸種でシベの間から花弁が出ている。
こういう椿を何度か見たことがある。
植物園の後に「橋寺放生院」と「恵心院」に行く。宇治に行った場合の、いつものコースともいえる。
放生院ではリキュウバイや早咲きの桜も見られた。
恵心院ではキブシやボケ・ヒメコブシも見ごろであり、桜の前の花が楽しめた。
当日の画像は下に置いています。御覧願います。つぎは蓮の頃にでも行きたいと思う。