ライズ外伝

仕事以外の趣味のコーナーです。
主にお出かけが多いです。
ポタリングしてます。

松戸市戦国城跡跡ポタリング(中央部)

2009-09-20 | 松戸


今回は、松戸市のヘソというべき中央部へ

城跡めぐりのきっかけがこの辺からはじまったのでした。


なんで松戸市は凸凹しているんだろう?

「崖っぷち」や「階段」などもかなり多いです。

これは自然なのか人工的なのか?

そんな不思議な違和感を感じて、ネットで調べたらなんと

お城の跡地だったのでした。

なるほど!この坂を登って城を攻めるのは大変だな!!

逆に、この不便な地形をいかしたら守りは固そうな!

自転車で走っているとより大変さが実感できるので

この地形に愛着心がよりわいてきました^^

こんな感じでこのエリアをポタリングです。








馬橋立体からスタートです。

橋の上から展望して木のある場所には何かがあります。

神社だったり斜面地だったりと

これもある意味、城探しのポイントになります。


突き当たりの6号線を新作方面へ

            『中根城』です。

厳密にいうと新作ではなく中根の方ではありますが・・・。

100万ボルトを曲がると、公園があります。

殿山公園。

この辺も三ヶ月城のように宅地整備で山が削られたようです。

地名にお城の名残があるので間違えなくこの辺にあったようです。






坂を上がって「安房素神社」へ行くと『中根城』の情報が書いています。

ここ神社の下の竹薮がなかなか素晴らしいので是非お立ち寄りを。

で、本城の位置はというと、この辺には中根に『妙見神社』があり

そこから南の位置にあったと言われます。

その神社も移動した感じもありますが、殿山公園から安房須神社

龍善寺の一帯まで縄張りだったような感じです。




安房須神社から明治神社方面へ



この明治神社は昔『妙見神社』だったようです。

近所には「二つ井戸」もあり、城造りには絶好の場所です。

高い山の上に井戸を掘るって大変な事です。

水が出ないことには籠城作戦もとれないのです。

やはり城を造るには川や湧水のある場所もポイントになります。

ちなみに明治神社周辺には遺跡があったようで

先住民はかなり古くから住んでいたようです。




明治神社の裏のエリアへ

             『上本郷城』です。

明治神社から本覚寺、本福寺一帯が縄張りのようです。

この辺の坂もいろんな名がついており面白いところです。

「待つ馬の坂」はいい感じのところです。





そして本福寺へ


このお寺はこのエリアの重要なポイントです。

昔はここに本城があったという説も。

吉田松陰が逃げ込んできた寺であり、風水にも力を入れているようです。

裏が崖っぷちになっており、その下に「カンスケの井戸」があり

竹薮があったりと城作りポイント満載です。


竹薮は非常時に武器になったりとかなり重宝するようです。

梅ノ木は食料になるので城内に植えているのが多いとのことです。


ちなみに、この寺を中心に鬼門のラインがあります。

本福寺→明治神社→権現様→観音堂→安房須神社→蘇羽鷹神社→光明寺(表鬼門)

本福寺→栄松寺→花蔵院(裏鬼門)

本福寺→本覚寺(天門)  本福寺→大聖院(地蔵堂) (地門)

と上本郷の風水による神社の配置になっているようです。


風早神社へ


          『上本郷館』です。

その昔豪族の武家屋敷の跡地だったとか?

ここも古くかなりのポイントの高い神社です。

荘園制度時代の風早庄との関連があったりと

勢力もかなり広かったようです。




千駄堀方面へ



             『千駄堀館』です。

ここの情報は少なく、決定的な場所がはあくできませんが

大六天遺跡や寒風台遺跡、湧水、八景台など集落はあったようですが。

地形も凹凸になっているので攻撃されずらいようになっています。

堀という地名はやはりお城と関係ありか?

東からの攻撃には抑えておきたいポイントです。





そして中和倉へ


             『内畑遺跡』です。

この辺も急な坂がありお城としてはいいポジションなんですけど

情報がありません。

熊野神社がありますが手がかり無しです。

遺跡というと「三内丸山遺跡」とか「吉野ヶ里遺跡」のように

高度文明だった可能性もあります。

なぜここに城がなかったのかが謎です。

上本郷を中心に考えれば向山は鬼門の位置のようで。




再び上本郷へ



気がつけばぐるっと一周回ってきた感じになると思うのですが。

そしてその中心が「専大松戸高校」になるのです!

周りに山と城に囲まれ、ここが島のように隆起している。


まるで前方円古墳のように。

この松ヶ丘団地の所に天守閣を造ったら最強のような気がするんですけど^^

専松高校の所には武家屋敷、武器工場、食料蔵や訓練所などなどを置いて。

小さい川も入り込んでいるので田畑にも最適。

井戸水はどうか?ですが

なぜにここに城を造らなかったのでしょうか?

もしやあったんじゃないだろうか?

遺跡は出ているみたいですけど・・

今後調査を続けてみます。



ま~後は、この五つの城を結ぶと五芒星になってその中心に専松があったりと

大六天の地名は専松を大一天とすれば6番目なのか?

もしくはもう一つのポイントがあり、六芒星となる可能性が??

すると7つになり、北斗七星信仰の妙見神社と関連?

家紋の七曜や九曜とも関連もでてきたりして?

ミステリーはまだまだありそうです^^

松戸市って面白いです。


続く


コメント
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