今回は雪解けままぬ街角、流山市をぶらっと。
新しく道路が出来るようです。
高台で見晴らしがいいです。
今回気になったのがここ
『本覚寺』です。
松戸にも在るのですが、
こちらのほうが古いようです。
戦国時代の寺で
戦後に建替えたようです。
何が気になるかといいますと
ここの家紋が『北条の3つ鱗紋』なところです。
正三角形だと本家筋か分家なのか謎ですけど
この下総の高城の地に関東の長、北条の家紋があるのが珍しいのです。
最終的には豊臣家に天下統一されてしまうのですが
高城家が北条の傘下だったつながりを感じました。
基本的には『鬼子母神』と『十刹那女』が有名になっています。
ご本尊は『釈迦如来』
日蓮宗です。
なんか女性に関連があるところに
北条政子を連想してしまいます。
そして最近の研究でもしかしたらと思うのが
この彫り物です。
唐獅子の横に象らしき生き物。
仏教はインドからきたから象かと思いきや鼻が短い。
夢を食べる獏ともいわれますけど
どうもこれは『ヘビモス』ではないかと。
なじみがないけどキリスト系の魔獣との情報も。
旧約聖書に登場する魔物です。
こういうのを妄想するのも楽しい。
西洋の竜と東洋の龍の違いみたいな。
寺によって彫刻が違うのも、寺めぐりの面白い所です。