鮮魚と書いて「なま」
銚子から江戸に魚を運ぶルートとして松戸は重要な拠点
魚は最も腐りやすいので早く運ぶ必要がある
利根川の布佐と江戸川の松戸を結ぶ陸路を鮮魚街道と名付けられた
その道を馬の背に籠を乗せ魚を運んでいたのです
(銚子から布佐まで船、布佐から松戸まで馬、松戸から江戸の日本橋まで船)
今回はこの馬で運んだルートを走ります

松戸の河岸はここだけでなく他に3軒くらいあったようです
でも名残があるのはここだけ
ここからスタート

橋を渡り旧水戸街道へ
昔から川が氾濫すると2.3日は通れなくといわれるがどうだったんだろうか?
川と坂が少ないルートがなま道と予想する

旧水戸街道から常磐線を越えるには歩道橋を渡る
根本交差点からから岩瀬に行くルートもあるが坂がきつい
安全な道を選ぶ

旧水戸街道の名残はある
雷電神社前を通る
旧道には神社がだいたいある

旧水戸街道はここまで
竹ヶ花から南花島へ6号線を越える
途中に材木屋さんがあったが江戸時代の木は物凄く重要
木は燃料になり、家にも、橋にも、船にもなる優れもの
木をいかに確保し運び出するか重大なことだったのだ

永松寺を過ぎた辺りから最初の坂になる
風早神社前あたりが頂上になり下総台地に入る
この上本郷の風早神社は鎌倉時代の前からあり
荘園制度時代の中心地だった

そこを道なりに進むとスーパーに庚申塚がある
松戸ヘルスランドとあるが銭湯で昭和40年創業
ここは松戸新田で台地にある田圃は珍しい

八柱周辺は難しい
八坂神社を曲がるのだが、さくら通りの入り口は右の方へ行くのが正解
間違って大きい道を行ってしまった

結果的には281号を通るのだか
古和清水も道なりではなく左の道が正解
この先けっこう間違いの道を通ってしまった

そのお陰か大仏ヘッドが見れました
現代の人気スポット
五香の地下道を通り十字路に出る

この辺から道が狭くなったり広くなったりする(車に注意)
五香と六実の数字は明治維新後に開拓された村の順番
なんと開拓は失敗に終わったとあるからビックリ

この辺でランチ
ここは「やっぱ寿司でしょ!」なんだけど
〆にすし屋なのに「クリームスープパスタ」

食事するにはこのエリアが一番充実している
火の見下はなぜか曲がり六実駅にでる
東武野田線は柏方面へはここから単線となる

ここまで松戸市
この先から下り坂になる
また道を間違えた、正解は右の道
(でもこの先飛行場があるので迂回しなくてはならない)

川があり橋を越えると上り坂
下総航空基地にあたる
本当はこのフェンスの向こうが本線
今回は右から行く
つづく