今回は墨田区を一周してきました
足立区の方が松戸から近いのですが
トータルでは墨田区の方が距離が短いのです
墨田区の面積は13.77km
隅田川と荒川と旧中川と堅川に囲まれた街
江東区との境界線が難所です
四つ木橋から入ります
荒川放水路は明治になって人工的に掘られた河です
墨田区と葛飾区は元々陸続きでした(細い川はある)
ここに下総国府(市川)と武蔵国府(府中)を結ぶ官道が通ていたとされます
後に説明しますが、『墨田宿』があり重要な拠点でありました
この辺一帯を仕切っていたのが葛西氏
その館が西光寺にあったとされてます
墨田区も元は下総国でした
四つ木橋を右折してスタート
土手沿いを堀切まで走ります
四つ木からの古代道はここを通ります
この先は『鐘が渕』といい化粧品のカネボウの発祥の地です
全体的には隅田村
墨田と隅田の違いは如何に?
土手下は東武鉄道が走っているので
堀切駅の歩道橋を自転車を担いで渡ります
ここが足立区との境界線
ここからは首都高沿の下を通るように進みます
問題はすべてが高速の下を通れない事
特に橋は難所です
サイクリングロードではないようです
水神大橋もパスできず迂回
隅田川神社の方に行きます
この辺一帯が隅田宿の候補地とされます
『隅田川神社』です
亀の狛犬なので水神系です
この辺は『水神の森』とされていました
何回か来たことがあるのですが
祠にあるカメを初めて発見しました
水神はヘビ系と龍系があります
亀戸の方にも水神がありますが
カメのような背の島に名前の由来がるとか??
大昔はここから海の入り江だったので
入江→江口→江戸の語源となったようです
ここから府中の方へどのルートか定かではありません
北区の王子の平塚神社が豊島驛だがその先が不明
『浮洲の森』とも呼ばれていたので『浮島驛』はここなのでは?
川向の『石浜神社』は千葉氏のお城だったとされるんので
軍事的にも重要だったと思えます
今の地形からは想像できないが、初期の江戸城は室町時代にできたもよう
家康が来た頃には日比谷が入江で埋めて江戸城が広げられたという展開
隅田川沿いへ
白鬚橋も迂回して渡る
なかなか川沿いを走れない
雨が降ったり、暑い日は首都高下を走れるのは助かる
この辺の昔は寺島村
桜橋を越え言問橋へ
ここはサクラのエリア
墨田公園は世界の王貞治の聖地
漫画の巨人の星で星飛雄馬と対戦したのはこの辺り
(飛雄馬が花形にあおられてギブスを外し剛速球を投げたのを、王さんが機転をきかせてバントをして危険回避、見送ればビビったキャッチャーが捕れないで大怪我をするところだったのだ)
最近だとコナン君の映画版でこの辺がロケ地となった
隅田川周辺のビルからスカイツリーの中を狙撃する
その同じ高さのビルのを結ぶと☆になるみたいな
カーチェイスも凄かった
浅草からスカイリーにかけてが舞台に
言問橋の手前にある『三囲神社』は必見
三角の鳥居は珍しい
牛島神社は元々は桜橋の手前にあり言問橋の方に移転された経緯
墨田公園は元々は『徳川邸』でした
この辺一帯は『向島』
花柳界で有名
向島の由来は、「浅草から見て、隅田川の向こうにある雅な街」から来る
しかし、向島の地名を使うのはそんなに古くはないらしい
つづく