ライズ外伝

仕事以外の趣味のコーナーです。
主にお出かけが多いです。
ポタリングしてます。

茨城旅行(電車編)

2024-08-31 | 名所

当初の予定では

香取神宮と鹿島神宮に行くつもりでしたが

最終的には大洗の磯前神社に行って帰ってきました


夏休みはなんか海が観たくなる

なんでだろう








通勤時間帯を避けるように

朝早めに家を出る

早朝の駅の雰囲気はなんかいい






常磐線から我孫子駅で成田線に乗り換える

名物の店はまだ開いていない

朝飯前すぎた







成田線も読めそうで読めない難読の駅名が多い

逆に読めたと思い込んでいた名前が違っていた

松が『まん』だなんて

松戸市民の概念を変える呼び名だ







成田駅で乗り換え

ロス時間があるので、コーヒーブレイク

自販機だが蓋まで閉めるのが凄いと思った








成田駅内には売店が無い

このまま行くと香取駅周辺も店がまだやっていないのではないか?

と思い、先に鹿島神宮へ行くことにした




佐原駅で鹿島線に乗り換える





7時半ごろ到着

絶妙に早かったのか

駅前の店はまだ開いていない







駅からは東南の方角

歩いて神宮へ向かう

レンガ道が特徴






途中に『塚原卜伝』の銅像がある

室町時代の地元の英雄剣士


ドリフのコントでよく見たあの

『隙があるならばかかってきなさい』と

囲炉裏を囲って鍋を焚いている師範

弟子がいきなり襲いかかると、鍋の蓋でガードして

鍋の熱い汁を箸で弟子の目に浴びせる

弟子は思わず『参りました』と土下座をするのが定番なんだけど

あの手この手を使い師範から一本を取るのが面白かった

この人がモデルだったと今頃知る






上り坂を振り向いて見る景色はいい

イメージではもっと賑やかだと思っていた

茨城県の景勝








鳥居までの参道はこんな感じ

室町時代から続く店があり

鎌倉の名の店がある


もちろんまだ開いていない

つづく





















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茨城旅行(鹿島神宮編)

2024-08-25 | 名所
つづき







入口の鳥居は東日本大震災で被災したもよう

現在の木製の鳥居は敷地内の木で造ったとのこと

樹齢600年の木の風格


厳密にいえばここは二の鳥居で

一の鳥居は北浦の湖にある

鉄道が敷かれるまでは

水運で来るのが従来の入口だったとか







日本三大楼門の一つ

ただいま改装中

朱色だそうです







楼門から東に向かって進むと右側に拝殿が建つ

その裏に本殿があり後ろにご神木がある

鏡石があるも中に入れないので観れない


拝殿が北を向いているのが特徴


東北ににらみを利かせていると言われているが

最近では『大甕神社(おおみか)』を見ているのではとも言われる


東北の人が南に向かって拝めば

自然に参拝してることになる






向かい側に『仮殿』

建て替えの時にこちらに移動

こちらは南向き



北へ行くと


武徳殿

鹿島香取と言ったら武神

剣道の道場


そして


弓道場

本来の武芸といったら弓矢

馬に乗って弓を放つのが武士だった



本殿の方に戻る



奥へ(東へ)

この雰囲気が鹿島神宮

天然記念物『鹿島神宮の森』






鹿園

鹿と言ったら奈良県だけど

奈良の春日大社の鹿はここ鹿島の鹿







奥の宮

こちらは家康の時代に建てられた模様

荒御魂を祭る

【荒御魂(あらみたま)とは、神の荒々しい側面を表しています。
反対に穏やかな面を和御魂(にぎみたま)と言います。】


神紋は左三つ巴だが『尾長三巴紋』で長い

五七の桐は皇族にゆかりのある者が使える家紋でもある



さらに奥に(南に)



大鯰の碑

古くからナマズは地震の根源とされていて

それを押さえつけているのがここの神様








要石

ここの大岩で地震をおさえているのです

もう大地震が来ないように祈りました






これが要石

小さいと思われるがこの下に巨大な岩となっている

あの黄門さまが七日間掘っても掘り切れなかつた伝説が残ります

凹んでいるのは香取神社の方が凸ていて対になっているとのこと


本来はこっちがメインなのではと思われる

(古代神道は自然崇拝で社殿はなく、磐座(いわくら)やご神木の方を崇拝していた)


中臣の祖が鹿島出身説

645年大化改新の中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を倒した時の中臣氏が

のちに藤原氏となり天皇家を裏で支える存在となり

東北の平泉まで勢力を伸ばした一族となるのだが

どうなんだろか??







本殿に戻る

御手洗池方面へ行くのを忘れた

なぜ『大国社』があるのか見逃してしまった

他に香取社、息栖社はなく熱田社がある

伊勢社もなく『狛犬』も置いていなかった

(狛犬は宝庫にあるとか)







本殿で気になる神紋を見つける

はっきり確認はできないが『鶴』の家紋が見える

「上がり藤」にも見えるが「鳳凰」にも見える

そして「五三の桐」になっていて奥の宮のとは違う

徳川にも関連があるも家紋が無い

何かスッキリしない・・・


こっちは和御魂(にぎみたま)を祭っている


常陸国一宮

東国三社の一つ


ここ鹿島神宮と富士山を結ぶライン上に

東京スカイツリー・皇居・明治神宮・小田急線が並び

さらに熊本県の『幣立神宮(へいたて)』まで続いている

東から日が立ち、西で陽が蘇るために沈む

(幣立神宮の旧住所は阿蘇郡蘇陽町で高天原発祥の地とされる)






てな感じで鹿島の地を立つ


後で分かったのだが

本殿は北を向いているが神座は東を向いているとのこと

出雲大社とは真逆の配置になっているらしいが

外からは確認できない



海へ向かう

つづく


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茨城旅行(大洗編)

2024-08-22 | 名所
つづき






一両編成のワンマンディーゼル車

これこれ

鹿島臨海鉄道大洗鹿島線


鹿島神宮までがJRの管理だが

鹿島サッカースタジアムから水戸までは第三セクター鉄道管轄

電子マネーは使えません






日本一長い駅名あり

車内ではハマナス公園前だけの表示

ハマナスは食べる茄子ではなく「花」のこと







新鉾田駅

なぜ新なのか?

昔は鉾田と石岡を結ぶ路線があったが廃線になった鉾田駅があった


メロンが有名で農業大国を謳っている

お笑いタレントの名は見かけなかった

鉾田市は平成17の市町村合併で大きくなった








海岸沿いを走るのかと思ったら

森の中を走る感じ、緑が多い

踏切が無くトンネルをくぐると












大洗駅

なんかいい、思っていたより広い

関東版あまちゃん








駅前はこんな感じ

観光地化され垢ぬけている

海までも歩いて行ける距離


右側がビーチ、真ん中が漁港、左側が磯辺といった感じ

レンタサイクルもバスも充実している

お目当ては「大磯磯前神社(おおいそさき)」






街を歩いていたら戦車を発見

ガルパン(ガールズ&パンツァー)というアニメの舞台がここ

大洗の街になっていて聖地巡礼的なモノ






マリンタワーのある所が海

神社は左の方

歩きなれていないせいか足が攣ってきた







この辺から漁港魚市場エリアとなる

海鮮系の店が立ち並ぶ

思っていた以上に多い







やはり「海鮮丼」

タッチパネル式の店で店員も標準語

(訛った人に出会ったのは電車の運転手くらい)

刺身のツマまで入っているタイプは初めてかも

ご飯は大盛りです






店を出る



直ぐ近くはもう海だった

磯エリア

海の香りがしていい








大鳥居が見えた

もうすぐ

ホテルや宿が充実しているのも意外だった



坂を上がって


大洗磯先神社に到着

丘の上

正規のルートは階段みたい









階段からのオーシャンビュー

最高

海に来てよかった








参拝

どことなく鹿島神宮に似ている

菊の神紋

大己貴命と少彦名命の組み合わせは

神田明神と似ている

856年の平安時代の創建







カエル

筑波のガマガエルも有名だが

将門の首塚のもカエルが置かれていた

海のそばで蛙のイメージはない






海風が涼しくていい

休憩して降りる

足はまだ痛い










なんとか下り切る

下の狛犬に置いている石が丸い

河原の石は丸いけど、海のそばの石も丸いだなんて

石器時代の人達はこの石をうまく利用したのではないだろうか?

大洗は古墳群があるように古くから人が住み着いている









磯に出る

この鳥居に太陽が昇る時期がある

冬至の日に神社の正面に朝日が入るように計算されている

冬至の日は東南の方角から日が昇る

伊勢神宮の夫婦岩もそういった感じ








磯から神社へは狭い参道を通る


レイライン好きにはちょっと残念







海沿いを歩き駅に戻る

足が痛い

前日に自転車で80K走ってバテタ

多少影響があったのかも











なんとか駅に到着

水戸方面から常磐線で帰る


出発間際に集団が乗り込んできた

グラビア撮影

アイドルらしき女の子2人とカメラマン

スタッフ数名、有名人なのかは不明

わずか一区間で退散していった

そんなものなのか


リアルあまちゃんじゃん




なかなかいい夏休みでした

では

















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