先ほど、JEFFERSON AIRPLANEのリーダー、ポール・カントナーが死去したというニュースを目にした。
JEFFERSON AIRPLANEといえば、個人的にも1967年の2枚目のスタジオアルバム、SURREALISTIC PILLOWから、シングル・カットされ大ヒットしたSOMEBODY TO LOVEだ。
SURREALISTIC PILLOW
以前にもこのブログにも登場した通り、“DON’T YOU おっさんBODY TO LOVE, DON’T YOU 兄さんBODY TO LOVE♪~”と言うフレーズは、ロックが何かも分からなかった子供だった頃、ラジオから聞こえてきてインパクトがあったのを思い出す。
その後、同じようなインパクトを持つヒット曲がなかったせいか、私の中ではJEFFERSON AIRPLANEは忘れられ、次回登場するのは、JEFFERSON STARSHIPと改名されだした、1978年の4枚目のスタジオアルバム、EARTHである。
EARTH
ロックとポップの中間ぐらいのサウンドで非常に聴きやすく、シャウトするグレース・リック、落ち着いた伸びのあるボーカルのマーチン・バリンそしてポールの場合ボーカルというよりはコーラス主体だったが…、三者三様で楽しめ愛聴盤となった。その後数枚のスタジオ・アルバムを購入し彼らの活動を追いかけていくわけだが、ポールが脱退しSTARSHIPとなってからは、シングルがヒットしたもののあまりにもポップになりすぎ、私が思い描いていたJEFFERSON STARSHIPのイメージではなくなったことからアルバムの購入は見送った。http://blog.goo.ne.jp/admin/
この手のポップ・サウンドであるなら、グレースやミッキー・トーマスらの破壊抜群のロック向けボーカルでなくとも、良かったのではないかと今でも思う。
多分、仕事とは言えグレースも歌いたくなかったのでないかと勝手に想像するのだが。
やっぱり、JEFFERSON AIRPLANEやJEFFERSON STARSHIPは、音楽活動に情熱を費やし続けたポールあってのバンドだったと再確認となった。
と思っていると、エリック・クラプトンの名前も、ネット・ニュースにアップされている。
一大事かと思いきや、なんでもエリックが、フランス人画家が描いた絵を1970年にその息子から貰った後、それを後日デレク・アンド・ドミノスの唯一のスタジオ・アルバム、“愛しのレイラ”のジャケットに使用したことが発端だった。
LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS
時代は流れ、そのアルバムが2011年にリマスターされた際、スーパー・デラックス・エディションとしてボックス化され、そのデザインにボックスを開けると“愛しのレイラ”のジャケに使用された女性の絵が飛び出る仕掛けであった。この作りに関して、画家の家族から絵に関して、作者もしくは作者の遺族の同意を得ずに間違って使用されているとの訴えで、フランスの裁判所の判決として約200万円の罰金がエリックに言い渡されたそうな…
2011年の話が、今頃裁判で判決が出るのって一体どうよ!
そう言えば、我が家にもそのボックスがあるのだが、ずっと忘れ去られた存在で未だ開封もしていない新品同様の状態である。その飛び出す絵をどのように感じるのか、ボックスを開けてみたい気持ちもあるのだが、やっぱり今回はやめておこう。何かいいことがあったときに開けようではないか!とかなりおじいさん臭いような考え…
4-5年前に買っておいて、未だに封を切らずほったらかしにしておくなんて、なんていい加減な自称音楽コメンテーターであることが証明された。
まだまだ、エリックには枯れないでギターをギンギンと弾き続けて欲しい。
今回はしっとりと、マーチン・バリンのボーカルで
Jefferson Starship - Count on Me
時代は形ある記録媒体購入から、ネットを通じてのデータのダウンロードと移り、さらに今やダウン・ロードすらないストリーミングへと動いている。
CD、DVD、B-RAYそしてレコードで音楽のソフトを所有するとなると、それらの収納スペースが必要となるし、またそれなりの再生装置も所有しなければならない。
データのダウンロードでは、収納についてはハード・ディスクとPCがあれば事足りるが、それをPC経由で再生するにはD/Aコンバーターとこれまたそれなりの再生装置が必要となる。
ハイレゾ音源の再生においてその音響効果が十分に満喫出来る装置となるとやっぱりお金がかかるが、バック・グラウンドで流すだけであれば、安価でコンパクトの装置で十分である。
音楽のストリーミング再生は、さらに再生に係る経費の削減が可能で、さらに多くのデータを記録するハード・ディスクは不要となり、また圧搾音源の配信なので、高価な再生装置でそれらを再生してもあまり意味はない。
ハイレゾではない圧搾音源ということで、特にハード・ディスクに残すほどのこともなく、また楽曲のデータがクラウドに記録されている事からいつでもそのデータ取り出せるので、少し乱暴な言い方をすると携帯端末経由の聴き捨てという新しい使い方になるのであろう。
すなわち手持ちの スマート・フォンで十分となる。
近年ストリーミング再生という方式で定額制聴き放題というサービス、LINE MUSICやAPPLE MUSICなどが相次いでサービスを開始した。
APPLE MUSICを例にとると、数百万曲の楽曲が月額980円で聴き放題というのが売りで、ネットなんかでも素晴らしいサービスで加入をお薦めするなどと煽っている人もいるみたいだが…
APPLE MUSICの説明には楽曲の配信スピードのスペックは記載されていないが、多分iTuneなどでお馴染みの圧搾フォーマットAAC 256kbpsではないかと推測する。
256kbpsのパケ・スピードと仮定すると、一分間にダウンロードするデータの量は、256kbps x 60sec. = 15360kb = 1.92MB (8bits=1byte)となる。
毎日の通勤の行き帰りに90分聴くとして、それをひと月あたり二十日続けるなら、1.92MB x 90min.x 20days = 3.456GBとなる。
これはあくまで計算値であって、実際のパケ使用量は使用している配信業者のソフト、利用している時点での通信回線のコンディションやその他もろもろの状況によってさらに増えていく可能性がある。
上記のようなコンディションで使用するには、最低でも5GBの高速通信枠は必要で、さらにそれ以外にネットを利用するヘビー・ユーザーとなると7-8GBは必要と思われる。
通常のネット利用だけでは、パケの使用量もそれほどではないが、もし途切れのない音楽配信サービスを日常的に使うヘビー・ユーザーになってしまうと、よく理解しないで契約した余計なオプションを含めた携帯電話のトータルの年間使用料金は10万円を軽く超えてしまうだろう。
自宅に高速ネットのラインとWIFIのルーターがあれば、WIFI経由でパケの消費なしに音楽鑑賞出来るのだが、わざわざ自宅で携帯のイアフォン経由で圧搾音源を聴くのもナンダカナ~
やはり、私のようなオールド・ジェネレーションとしては、形ある物を好むが故に、好きなアーチストのCDやレコードをひたすら購入し、たとえそれらを再生しなくともジャケットや解説文を眺めてニンマリし、またスプレーかけすぎのホコリだらけの古いレコードを聴く場合は、水と中性洗剤による丸洗いの儀式があるため一枚聴くためにはその収録時間の数倍はかかるという事になってしまうだろう。
そしてストリーミングを利用するにしても、それは無料のユーチュブのみで、CMがたとえ付いていても途中でスキップしてなんとかやり過ごす。
とてもストリーミング世代には理解出来ない楽しみ方であろうか…
ストリーミングの定額配信は昨今のメディアの売り上げ減少からして音楽業界にとっても避けては通れないこととなっていて、将来はこの形が主流になるのであると思っているが、ここで一言!
携帯電話の使用料が高すぎる! 高速通信し放題の価格も今後限りなくゼロに近づくのが好ましい。それに携帯端末の機能が複雑且つそれに付随するオプション契約についても何がなんだか?
以上、私見ではあるが…
CD、DVD、B-RAYそしてレコードで音楽のソフトを所有するとなると、それらの収納スペースが必要となるし、またそれなりの再生装置も所有しなければならない。
データのダウンロードでは、収納についてはハード・ディスクとPCがあれば事足りるが、それをPC経由で再生するにはD/Aコンバーターとこれまたそれなりの再生装置が必要となる。
ハイレゾ音源の再生においてその音響効果が十分に満喫出来る装置となるとやっぱりお金がかかるが、バック・グラウンドで流すだけであれば、安価でコンパクトの装置で十分である。
音楽のストリーミング再生は、さらに再生に係る経費の削減が可能で、さらに多くのデータを記録するハード・ディスクは不要となり、また圧搾音源の配信なので、高価な再生装置でそれらを再生してもあまり意味はない。
ハイレゾではない圧搾音源ということで、特にハード・ディスクに残すほどのこともなく、また楽曲のデータがクラウドに記録されている事からいつでもそのデータ取り出せるので、少し乱暴な言い方をすると携帯端末経由の聴き捨てという新しい使い方になるのであろう。
すなわち手持ちの スマート・フォンで十分となる。
近年ストリーミング再生という方式で定額制聴き放題というサービス、LINE MUSICやAPPLE MUSICなどが相次いでサービスを開始した。
APPLE MUSICを例にとると、数百万曲の楽曲が月額980円で聴き放題というのが売りで、ネットなんかでも素晴らしいサービスで加入をお薦めするなどと煽っている人もいるみたいだが…
APPLE MUSICの説明には楽曲の配信スピードのスペックは記載されていないが、多分iTuneなどでお馴染みの圧搾フォーマットAAC 256kbpsではないかと推測する。
256kbpsのパケ・スピードと仮定すると、一分間にダウンロードするデータの量は、256kbps x 60sec. = 15360kb = 1.92MB (8bits=1byte)となる。
毎日の通勤の行き帰りに90分聴くとして、それをひと月あたり二十日続けるなら、1.92MB x 90min.x 20days = 3.456GBとなる。
これはあくまで計算値であって、実際のパケ使用量は使用している配信業者のソフト、利用している時点での通信回線のコンディションやその他もろもろの状況によってさらに増えていく可能性がある。
上記のようなコンディションで使用するには、最低でも5GBの高速通信枠は必要で、さらにそれ以外にネットを利用するヘビー・ユーザーとなると7-8GBは必要と思われる。
通常のネット利用だけでは、パケの使用量もそれほどではないが、もし途切れのない音楽配信サービスを日常的に使うヘビー・ユーザーになってしまうと、よく理解しないで契約した余計なオプションを含めた携帯電話のトータルの年間使用料金は10万円を軽く超えてしまうだろう。
自宅に高速ネットのラインとWIFIのルーターがあれば、WIFI経由でパケの消費なしに音楽鑑賞出来るのだが、わざわざ自宅で携帯のイアフォン経由で圧搾音源を聴くのもナンダカナ~
やはり、私のようなオールド・ジェネレーションとしては、形ある物を好むが故に、好きなアーチストのCDやレコードをひたすら購入し、たとえそれらを再生しなくともジャケットや解説文を眺めてニンマリし、またスプレーかけすぎのホコリだらけの古いレコードを聴く場合は、水と中性洗剤による丸洗いの儀式があるため一枚聴くためにはその収録時間の数倍はかかるという事になってしまうだろう。
そしてストリーミングを利用するにしても、それは無料のユーチュブのみで、CMがたとえ付いていても途中でスキップしてなんとかやり過ごす。
とてもストリーミング世代には理解出来ない楽しみ方であろうか…
ストリーミングの定額配信は昨今のメディアの売り上げ減少からして音楽業界にとっても避けては通れないこととなっていて、将来はこの形が主流になるのであると思っているが、ここで一言!
携帯電話の使用料が高すぎる! 高速通信し放題の価格も今後限りなくゼロに近づくのが好ましい。それに携帯端末の機能が複雑且つそれに付随するオプション契約についても何がなんだか?
以上、私見ではあるが…