CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

今日の一枚、ジョン・レノンのMind Games

2016年10月12日 | BEATLES-BADFINGER関連
前作の二枚組みSome Times in The New York Cityは苦手だった。

強烈な政治的あるいは社会的メッセージが散りばめられていて、明らかの通常のポップ・ソングと一線を隔し、音楽を聴いて楽しむって感じではなかった。

何しろ、一曲目から、例のWoman is The Nigger of The World、女は世界の奴隷か?なんて邦題がついている曲があると、ちょっと聴くのを躊躇してしまう。

それに、二枚目のレコードに収録された前衛的ライブも、長年に渡って数多くのアルバムを聴き続けてきた今でさえ、肌に合わない感じで遠慮したい。

よくネットなんかで目にするジョン・レノンのアルバム・レビューをかいているようなコアなファンからは、君ね、それじゃレノンを語るには、片手落ちだよっていわれるかも知れないが...

まあ、私のような、レノン友の会に入会していない、一般的なジョン・レノン・ファンとしては、翌年1973年にでた次作、Mind Gamesの方が好ましく思える。

アルバムが、彼にとってフル・スイングのレベルの出来では無いとしても、よく戻ってきたねって感じで…

ただ、アルバム・デザインに関しては、ちょっと?って感じはあるけれどね。

もう少し何とかならなかったのか知らん...