1977年発売のアルバム。
自身の名前、リビー・タイタスがアルバム・タイトル。
これは彼女の2枚目のアルバムで、デビュー・アルバムは1968年に出したポップやフォーク・ロックのカバーだったが、ほとんど話題にならなかったので、実質的にはこのアルバムを1枚目と数えても良いのではないかと。
しかし、この後彼女のアルバムは制作されなかったので、なんとこれが最終作品となる。
注目曲は、70年代初めに、エリック・カズと共作したし、リンダ・ロンシュタットやボニー・レイットらに取り上げられたLOVE HAS NO PRIDEを自身でしっとりとカバーしている。
アルバムのプロデューサーは、曲ごとに異なり、 ビリー・ジョエルで有名なフィル・ラモーン、ポール・サイモン、カーリー・サイモンにバンドのロビー・ロバートソンらが大物が引き受け、さらに一曲目の楽曲はあのアル・クーパーと共作。
私生活に至っては、一番目の旦那がバンドのリボン・ヘルムで、離婚後ドクター・ジョンと付き合い、93年にはスティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンと再婚。
この人一体何者?って感じで、ロック・スター総登場。
アルバムは、ジャズぽいAOR路線と言うか、大人の雰囲気満載。
アルバムのCD化はずっとなかったのだが、ようやく2007年に紙ジャケで出るとあっという間に売り切れ、買い損ねる。
そして、つい最近再発日本盤CDがプラケース廉価版で出たみたい。
前回の轍を踏むことなく、売り切れ前に買おうかどうか迷ったが、わざわざ日本から取り寄せるのもなんだか面倒なので却下。
それに自宅には当時買ったレコードもあるし、このアーティストに関してはレコードで聴いた方が雰囲気出るんじゃないかと。