本日はアメリカのシンガー・ソング・ライター、Jim Croceの1972年通算三枚目のソロアルバム、You Don’t Mess Around With Jim。
(ジャケ表)
(ジャケ裏)
デビューは1966年の自主制作アルバム、Facets。もう一枚60年代末にアルバムを出すも全く売れず、その後様々な職につく。
しかし音楽でもう一度食べて行くと腹をくくり、新しい曲をレコーディングし売り込みをかけたものの、多くのレーベルから良い返事を貰えなかった。
最終的になんとかABCレーベルと契約に漕ぎ着けた。
(ABCレーベルは現在存在していない。イギリスのBBC傘下のレーベル、Demonによる再発盤)
そしてアルバム、You Don’t Mess Around With Jimがなんと全米1位を獲得の大ヒット。
歌が特にうまいとか、曲が画期的なものとか、また風貌がハンサムなポップスターとは全く無縁の苦労人Jim Croceが成功したのは、彼の飾らない優しさとか誠実さなんかが丁度求められていた時代だったのではないかと ….
と違いの分からぬ男が知ったかぶりして論じたところで、大して響かない。
You Don’t Mess Around With Jimって言われそう。
まあ、興味のある方は、是非ご一聴。