本日は日本独自企画のシングルでも。
1972年のバッドフィンガーのシングルで、彼らのファースト・アルバム、Masic Christian MusicからCarry On TomorrowとセカンドのNo DiceからWithout Youのカップリング。
特にWithout Youは派手に歌い上げるニルソンやマライヤ・キャリーのカバーじゃなく、個人的にはやっぱり本家のバージョン。
少々地味なアレンジながら淡々と歌い上げるピートの誠実な歌唱には涙がちょちょぎれる。
これを聴くたび、敏腕マネージャーが付き同時にレコード会社もバンドの方向性をよく理解した上でしっかりとしたプローモーションを組んでバック・アップしていたなら、後年の悲劇的なバンドの空中分解も無かったし、更なる名曲が世に出たのではないかと残念に思う。