かってビートルズのマネジメントも引き受けていたアラン・クレイン率いるABKCOレーベルとストーンズとの契約が遂に切れるという事になり、彼らはアメリカ編集のストーンズのLPを70年代になってガンガン出し始めた。
1971年12月、アメリカで発売された2枚組コンピ・アルバム、Hot Rocksもその一つ。
(チャーリーが主役!)
(サイドー3は後期のヒット曲連発!)
このアルバムは全英・全米チャートそれそれ3位・4位とかなり売れたので、二番煎じなる少々悪のり気味なMore Hot Rocksなるコンピ・アルバムも翌年出た。
なぜか日本ではそれらは当時発売されなかった様な記憶があるが、何のことはなく日本で販売権を持つキング・レコードが商機到来と独自で編集したベスト物をこれまたガンガン出していた。
先日不意に立ち寄った何チャラ・オフでこのアルバムを見かけ、何とオイラに向かって買って下さいって囁いている様な… 病気か?
レコード番号やマトリックス番号から推察するに1971年プレスの米初回盤じゃないかと思えて、しかもこの米盤が何チャラ・オフでひっそりと売られていると言うことは70年代当時日本では発売されていないこのアルバムを輸入盤ショップでわざわざ買い求めたストーンズ・ファンがいたかと思うと何となくジ〜ンときて、盤面カビだらけにも拘らずつい買っちゃいました。
既にCDで持っているのにね~ やっぱり完全に病気。
それでもストーンズお嫌いですか?と問われると、やっぱり即座にお好きですってことで…
211 reasons why The Rolling Stones is the World's greatest Rock and Roll Bandなる彼らの曲のタイトルを網羅した米盤ディスコグラフィーが封入されていた。