のっけからゴスペル調のフォーク・ロック。そしてブルースありカントリーあり、更にジャクソン・ブラウンのJamaica Say You Willのカバーもと結構バラエティーに富んだアルバム。
オリジナル・メンバーがロジャー・マッギンだけになり1969年のアルバム、Mr. Byrds And Mr. Hydeでスタートを切った新生バーズ。
それから4枚目に当たるオリジナル・アルバム、Byrdmaniaxが1971年に出た。前作と前々作の評判もよく当時精力的にライブ活動にこなしていた彼等だが、何故かこのアルバムの評判が良くなかった。
(このアルバムの内容とはリンクしないと思われるデス・マスクのジャケにビビってアルバムの購入意欲が削がれたのだろうか?)
(何故か我が家にはSQのクアッド盤が... バーズを4チャンで聴く必要があるの?)
プロデューサーのテリー・メルチャーがコーラスやストリングスをバンドの了解を得ずにうオーバー・ダブしたとかアルバム制作に於いて色々フリクションがあったみたいだが....
まあバンドとしてはもっとシンプルにやりたかったのかもしれないが、今聴けば特にそれらのオーバー・ダブが聴き苦しいとは感じず、なぜこのアルバム売れなかったのかな?
もちろんデビュー当時のMr. Tambourine Manを歌っていた頃とは趣は違うが個人的にはいいアルバムだと思う。
少なくともバーズのマニアにはおすすめのアルバムであることは間違いない。
そうオイラはByrdmaniax。