第二次世界大戦終了後、旧ドイツ帝国の首都ベルリンが二分され、さらに東西冷戦が継続したことで1961年にベルリンの壁が建設され完全に孤立した状態となった旧西ベルリン。そんな閉鎖空間の中で形成された精神的退廃。それにドラッグが絡んでくると健全な夢も希望も見出せない。
ルー・リードの1973年のアルバム、Berlinはそんな状況下で逃げ場を失った主人公と娼婦のカップルの破滅を描き、そんな暗~い映画の様なストーリーをロックで表現を試みたトータルな作品となっている。
サウンド的には、プロデューサーにアリス・クーパーや後期ピンク・フロイドの作品で有名なボブ・エズリン、ベースにジャック・ブルース、ギターはアリスのレコーディング・セッションに参加しているスティーブ・ハンターとディック・ワグナー、ドラムスはエインズレー・ダンバー、キーボードにはスティーブ・ウィンウッドやブルー・ウィーバーなど一流どころが参加しているのでしっかり作り込まれている。
ただヒット・チャートを意識したポップ・アルバムではないので、一度聴いたぐらいでは中々個々のメロディーを記憶に刻めない。
英語が苦手なオイラとしてはまずは歌詞の和訳とアルバム・ジャケやブック・レットを飾るそれぞれの写真を基にまず自分なりにストーリーを構築して理解を深めていくことが第一歩ですかね。
そんなこんなでこのアルバム買ってみたものの長~い間手付かずになっている。
今日は既に4回通してこのアルバムを鑑賞しているところ、まだまだオイラの体に馴染むには時間がかかりそう。
ワイルド・サイド歩いた方がまだまだ楽ちん。