体調不良でリーダーのトム・ジョンストンが抜けたドゥービー・ブラザーズ。当初ライブでのサポートとして加入していたマイケル・マクドナルドが正式メンバーとなり頭角を表し始めた。
後のアルバム、Munute By Miniuteが全米1位に、またシングル・カットされたWhat A Fool Beleivesはグラミー賞に輝く大ヒットとバンドの成功に大きく貢献した。
バンドの都会系AOR路線は大いに受けたのだが、初期からのファンとしては彼らのベスト・アルバムには1975年の5枚目のスタジオ・アルバム、Stampedeを個人的には押したい。
ジョン・ハートマンとキース・ヌードセンのダブル・ドラムに、新たに元スティーリー・ダンのジェフ・バクスターが加わったことによる3本のギターでサウンドにより厚みが加わった。
作風はトムの歌ういつもの軽快なロック・ナンバーに始まりパトリック・シモンズのちょっぴり異色なアコギによるブルース、I Cheat The Hangmanなんかが絡みバランスがよく取れている。
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