1971年にアルバム、Piano Manをヒットさせた後、NY出身のビリー・ジョエルはLAに移住して1974年に次作のStreetlife Serenadeを制作した。
NY出身のエリオット・マーフィーもブルース・スプリングスティーンと共にニュー・ディランとかディランズ・チルドレンなど称賛された1973年のファースト・アルバム、Aquashowを出した後、LAに在住しレコーディングを行う。
(ファースト・アルバム、Aquashow)
ゴードン・エドワーズ、リチャード・ティー、ジム・ゴードン、ネッド・ドヒニーにボビー・キンボールらLAの腕利きミュージシャンにサポートされたセカンド・アルバム、Lost Generationは1975年に完成。
(セカンド・アルバム、Lost Generation)
個人的には出来のいいアルバムだと思うけれど、やっぱり西海岸の開放的な明るさ感じられ何かがちょっと違うかな。
特にエリオットの場合は、ベルベット・アンダーグラウンドのライブ・アルバムに一文を寄稿しているぐらいルー・リードとの太い交流があり、NYのアンダーグラウンド・シーンにおける翳りなどの影響を結構受けている気がする。
残念ながらアルバム・セールスは思った様な結果を残すことができず、結局ビリー・ジョエルと同様にNYに戻り次作を制作することに。
例え西海岸が憧れの地であったとしても、ご両人にとってはNYの水が合っている。
そこが彼らの生活の地なんだな…
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