60年代のハード・ロック系の女性ボーカルといえば、ジャニスとエア・プレーンのグレース姐さんあたりか。
70年代となると、主なところではZepのカバーもこなすハートのアン・ウィルソン、高音がキンキンのスージQにしゃがれ声のボニー・タイラー。
80年代はやっぱりこのお方、パット・ベネター。
デビューは1979年で、翌年のアルバム、Crimes In Passion、さらに81年にPrecious Timeと立て続けに大ヒットを飛ばす。
本日はその彼女の3枚目、Precious Time。女性ロック・ボーカリストとしてグラミー賞をとった前作と同じ様な路線で、その前作と比較すれば少しアピール度は弱いかも。
とは言え、全米アルバム・チャート1位を獲得しさらに英国でも初チャート入りをした本作は貫禄の一枚と言える。
本作の一押しは、何と言ってもビートルズのヘルター・スケルターのカバーかな?
これだけ堂々とこの難しい曲を歌い切るボーカリストなかなかいません。
退屈な夜は、ハードで行こう!
P・ベネター80年代活躍してましたね。
この3作目はヘルター・スケルターのカバーもよかった。次の” Get Nervous ”まで聴いていましたヨ。今はどうしてるのかな?
P・ベネターより少し前'70末から'80初頭に活躍したブロンディのデボラ・ハリーもよかったよね!
コメントいただきありがとうございます。
Get Nervousまで聴かれていたとは只者のお方とは思えない...
さっきWiki見てみたら、ベネター姐さん現在もライブ活動されていてご活躍されているみたいで、すごいの一言。
それから、デボラさんのこと失念いていましたね。
当時のLP1枚だけ持っています。久しぶりに聴いてみます。