1975年、プログレ不毛の地アメリカのロスアンジェルスでプログレ・バンドとしてアルバム・デビューしたアンブロージア。
その彼らの1978年の3作目のアルバム、Life Beyond LAではプログレ風味の味付けは残しつつポップなAOR路線に衣替え。
(メンバーもデビュー当初の4人組から一人減って3人組のユニットとなる。)
特にシングル・カットされ全米第3位に輝いたHow Much I Feelなんてラジオで流れていたのを初めて聴いた時をソウル・グループの作品かと見紛う歌いっぷりで、らしいバック・アップ・コーラスも完璧。
アルバムも全米19位と前作79位から大躍進を遂げ、彼らの人気もアルバム・タイトル通り、ロスアンジェルスを越えて全米へと広がることに。
やっぱりアメリカではプログレでは食っていけない不毛の地だとこのアルバムを聴いてより実感するに至る。
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