CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

古代への追想って?

2023年04月27日 | PROG ROCK

1977年の作品、Grand Illusionで遂にスティクスはアメリカのトップのロック・バンドの一つとして認められた。

そして翌年の次作、スタジオ・アルバム、Pieces Of Eightで前作同様、全米チャート6位を記録しその地位を堅固とした。

アルバムに収録されたタイトル曲、Pieces Of Eightは作者のデニス・デ・ヤングによると単にお金の執着とか物の所有欲によって夢を諦めちゃダメだって事を示しているそうな。因みにPiece Of Eightはスペインの昔の銀貨のことで、この場合富の象徴って意味ですかね?

それから通算8枚目のアルバムでもあるので、アルバム・タイトルとして採用されたのかもしれない。

それはともかく、それまで60年代のローカル・バンド時代から長年活動してきた集大成の位置付けだとも思える。

アメリカではプログレ・ロックがなかなか浸透しない状況でハードかつポップに、更に歌を丁寧に歌い上げる作風が遂にプログレ・ファン以外に広く受け入れられた。

日本盤のタイトルは“古代への追想”ってなっている。Pieces Of Eightとはどうも関係ないみたいな気もするが… ヒプノシスが制作したジャケにモアイ像が描かれていたので、そうなったのだろうか…?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿