エルトン・ジョンのロケット・レコードから再デビューした女性シンガー、Kiki Deeでも。
ブルーアイド・ソウル・シンガーとしてモータウン契約したほどの実力の持ち主だった彼女、その歌唱力を買われてエルトンのアルバム、Goodbye Yellow Brick Road辺りから、バック・コーラスに起用されてきた。
そして1973年ロケット・レコード設立された年にソロ・アルバム、Loving & Freeを出した。このアルバムには、エルトン・バーニー名義で2曲を提供し彼のバック・バンドのメンバー、ディー・マレー、ナィジェル・オルソンそしてデイビー・ジョンストンらと共にそれらのレコーディングにも参加。
アルバムからシングル・カットされた彼女の自作曲、Loving & Freeは、HeartのDog & Butterflyの様な癒し系アコースティック・サウンドをはじめ、エルトン・バーニー作のキャプテン・ファンタスティックのようなカントリー調のLonnie and Josie、ロック・ナンバー、Super Coolやカバー・ソングの歌唱力の光るAmoureuseはなど聴き所満載での作品ですかね。
ただ残念ながら、このアルバムは当時チャート・インせず知る人ぞ知る存在だった。
彼女の認知度が高まるのは数年後の1976年、エルトンとのデュエットで録音した、Don’t Go Break My Heart。
彼女にとっては一生もののヒットでした。
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